コミュニティエンパワメントは、住民自身が課題を認識し、主体的に解決する力を高めることである。会議では、健診への考えがさまざまなため、参加者の認識をさらに発言してもらい、住民同士の対話を深めて課題を共有できるよう支援する。
令和7年度 保健師 午前 問53
次の文を読み51~53 の問いに答えよ。
A 市の国民健康保険を担当する保健師は、加入者の平均年齢が上昇していること
を把握したため、データヘルス計画を見直すこととした。
A 市のB 地区担当保健師は、B 地区の健康づくり計画を策定することとした。
健康づくり計画を策定するにあたり、地域の住民や民生委員などが集まり、健康診
査受診率の向上について重点的に検討する会議を開催することとなった。会議では
「健診は大切」という意見があった一方、一部の人から「仕事が忙しくて健診に行け
ない」 「健診を受けなくても元気な人がいる」 「病気になったら病院を受診して治療を
すればよい」等の意見もあった。
会議でB 地区担当保健師がコミュニティエンパワメントを促す支援として最も
適切なのはどれか。
選択肢
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解説
解説本文
各選択肢の解説
- 1
健康診査の制度について説明する。
制度の説明は専門家からの一方向の情報提供で、住民の主体性や対話を引き出さない。
- 2
健康診査の実施時期について要望を聞く。
実施時期の要望を聞くことは、「忙しい」という一部の意見への対応にとどまり、健診への認識の違いに向き合わない。
- 3
健康診査を受診せず疾病が重症化し失業した事例を紹介する。
受診せず重症化して失業した事例の紹介は、恐怖を与える働きかけで、住民の主体的な気づきを促さない。
- 4
健康診査を受診することについてどのような認識があるか参加者にさらに発
言を促す。
健診への認識を参加者にさらに発言してもらうことで、住民同士の対話が深まり、課題の共有と主体的な検討を促せる。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験」午前 問53(問題・正答)。解説は独自作成です。
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