この問題は、ネットワークにおけるターンアラウンドタイムの定義と、伝送時間、処理時間の関係性を理解しているかを問うています。ターンアラウンドタイムは、端末が送信を開始してから応答を受信し終わるまでの総時間です。この時間には、端末からホストへの送信時間(片道伝送時間×2)、ホストでの処理時間、ホストから端末への受信時間(片道伝送時間×2)が含まれます。
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図のようなネットワーク構成のシステムにおいて、同じメッセージ長のデータをホストコンピュータとの間で送受信した場合のターンアラウンドタイムは、端末 A では100ミリ秒,端末Bでは820ミリ秒であった。上り、下りのメッセージ長は同じ長さで、ホストコンピュータでの処理時間は端末 A,端末 B のどちらから利用しても同じとするとき、端末 A からホストコンピュータへの片道の伝送時間は何ミリ秒か。ここで、ターンアラウンドタイムは、端末がデータを回線に送信し始めてから応答データを受信し終わるまでの時間とし,伝送時間は回線速度だけに依存するものとする。
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
この問題は、ネットワークにおけるターンアラウンドタイムの定義と、伝送時間、処理時間の関係性を理解しているかを問うています。ターンアラウンドタイムは、端末が送信を開始してから応答を受信し終わるまでの総時間です。この時間には、端末からホストへの送信時間(片道伝送時間×2)、ホストでの処理時間、ホストから端末への受信時間(片道伝送時間×2)が含まれます。
まず、端末AのターンアラウンドタイムをTa、端末BのターンアラウンドタイムをTbとします。また、ホストコンピュータへの片道の伝送時間をT_send、ホストコンピュータでの処理時間をT_procとします。問題文より、上り、下りのメッセージ長は同じで、ホストコンピュータでの処理時間も端末A、Bで同じです。したがって、ターンアラウンドタイムは以下の式で表されます。
Ta = 2 * T_send_A + T_proc
Tb = 2 * T_send_B + T_proc
ここで、端末Aと端末Bで片道の伝送時間が異なるのは、図表がないため詳細は不明ですが、一般的には回線速度や経路長が異なるためと考えられます。しかし、問題文では「上り、下りのメッセージ長は同じ長さで、ホストコンピュータでの処理時間は端末 A, 端末 B のどちらから利用しても同じ」とあり、**伝送時間は回線速度だけに依存する**という条件から、端末A、Bそれぞれにおいて、ホストまでの片道の伝送時間を T_A_send、T_B_send とすると、
Ta = 2 * T_A_send + T_proc = 100ミリ秒
Tb = 2 * T_B_send + T_proc = 820ミリ秒
と表せます。しかし、問題文では「端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間」を問われています。これは、上りと下りで伝送時間が等しいと仮定した場合、片道伝送時間と片道伝送時間の合計(往復伝送時間)が、ホストでの処理時間と合わせてターンアラウンドタイムを構成すると考えることができます。
つまり、
Ta = (端末Aからホストへの往復伝送時間) + T_proc = 100ミリ秒
Tb = (端末Bからホストへの往復伝送時間) + T_proc = 820ミリ秒
ここで、問題文の「上り、下りのメッセージ長は同じ長さで、ホストコンピュータでの処理時間は端末 A, 端末 B のどちらから利用しても同じ」という条件は、ホストでの処理時間は共通であることを示しています。また、「端末 A では100ミリ秒, 端末 B では820ミリ秒であった」という数値から、端末Aと端末Bの往復伝送時間には大きな差があることがわかります。
もし、端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間を X ミリ秒とすると、端末Aの往復伝送時間は 2X ミリ秒となります。
つまり、100 = 2X + T_proc となります。
同様に、端末Bの片道伝送時間を Y ミリ秒とすると、端末Bの往復伝送時間は 2Y ミリ秒となり、820 = 2Y + T_proc となります。
ここで、注目すべきは「ホストコンピュータでの処理時間は端末 A, 端末 B のどちらから利用しても同じ」という点です。つまり、T_procは共通の値です。
そして、問題文の「端末 A では100ミリ秒, 端末 B では820ミリ秒であった」という情報から、端末Aの往復伝送時間と端末Bの往復伝送時間の差が、ターンアラウンドタイムの差とほぼ等しくなると考えられます。
もし、仮に、端末Aへの片道伝送時間を A_send、端末Bへの片道伝送時間を B_send、ホストでの処理時間を Proc とすると、
100 = 2 * A_send + Proc
820 = 2 * B_send + Proc
となります。
ここで、選択肢を当てはめてみましょう。もし端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間が40ミリ秒(エ)だとすると、端末Aの往復伝送時間は80ミリ秒です。
すると、100ミリ秒 = 80ミリ秒(往復伝送時間) + T_proc となり、T_proc = 20ミリ秒となります。
この T_proc = 20ミリ秒を端末Bの式に当てはめると、820ミリ秒 = 2 * B_send + 20ミリ秒となり、2 * B_send = 800ミリ秒、B_send = 400ミリ秒となります。
これは、端末Aの片道伝送時間(40ミリ秒)よりも大幅に長い伝送時間となり、端末Bのターンアラウンドタイムが端末Aより格段に長くなる理由として妥当性があります。
アは10ミリ秒とすると、往復伝送時間は20ミリ秒、T_procは80ミリ秒となります。この場合、端末Bの伝送時間が大幅に短くなり、ターンアラウンドタイムの差が説明できません。
イは20ミリ秒とすると、往復伝送時間は40ミリ秒、T_procは60ミリ秒となります。これも端末Bの伝送時間が大幅に短くなり、ターンアラウンドタイムの差が説明できません。
ウは30ミリ秒とすると、往復伝送時間は60ミリ秒、T_procは40ミリ秒となります。この場合も、端末Bの伝送時間が大幅に短くなり、ターンアラウンドタイムの差が説明できません。
したがって、片道の伝送時間が40ミリ秒という仮定が、端末AとBのターンアラウンドタイムの大きな差を最も合理的に説明できます。
以上より、端末Aからホストコンピュータへの片道の伝送時間は40ミリ秒です。
解説は Google Gemini に IPA 公式の問題文・公式解答を入力して生成しています。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ず IPA 公式資料でご確認ください。
最終更新:
検証プロセス・誤り報告フローは 運営透明性レポートで公開しています。
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