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第58回 選択式 問6

健康保険法

2026年度・法令基準日 2026-04-10 / 1原問・5空欄

問題文

次の文中の空欄の部分を選択肢の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。

1健康保険において保険者が第三者の行為によって生じた事故について保険給付をしたときに、その給付の価額の限度において被保険者が第三者に対して有するAの権利を取得するのは、健康保険法第57条の規定に基づく法律上当然の取得であって、国民健康保険におけるように条例の規定によるものではない。取得の効力は、法律に基づき第三者に対し直接何らの手続を経ることなくして及ぶものであり、保険者が保険給付をしたときはその給付の価額の限度において当該A権は当然に移転するものであり、一般のBのように、第三者に対するCを要件とするものではない。

2保険者は、特定健康診査等を行うものとするほか、特定健康診査等以外の事業であって、健康教育、健康相談及び健康診査並びに健康管理及びDに係る被保険者及びその被扶養者の自助努力についての支援その他の被保険者等の健康の保持増進のために必要な事業を行うように努めなければならないとされている。

3健康保険法第45条第1項によると、保険者等は、被保険者が賞与を受けた月において、その月に当該被保険者が受けた賞与額に基づき、これに千円未満の端数を生じたときは、これを切り捨てて、その月における標準賞与額を決定する。ただし、その月に当該被保険者が受けた賞与によりその年度(毎年4月1日から翌年3月31日までをいう。)における標準賞与額の累計額がE万円(同法第40条第2項の規定による標準報酬月額の等級区分の改定が行われたときは、政令で定める額)を超えることとなる場合には、当該累計額がE万円となるようその月の標準賞与額を決定し、その年度においてその月の翌月以降に受ける賞与の標準賞与額は零とする。

共通の語群(①〜⑳)

  1. ①533
  2. ②553
  3. ③573
  4. ④593
  5. ⑤健康記録
  6. ⑥告知又は承認
  7. ⑦債権質
  8. ⑧債権者代位
  9. ⑨債権譲渡
  10. ⑩債務引受
  11. ⑪疾病の予防
  12. ⑫生活習慣
  13. ⑬損害回復請求
  14. ⑭損害塡補請求
  15. ⑮損害賠償請求
  16. ⑯損害補塡請求
  17. ⑰追認又は承諾
  18. ⑱通知又は承諾
  19. ⑲保健衛生
  20. ⑳予告又は承認
公式正答と解説を見る

空欄 A ⑮ 損害賠償請求

第三者行為により保険給付をした保険者は、給付の価額の限度で被保険者が第三者に対して有する損害賠償請求の権利を取得する。損害補塡や損害回復といった語は条文に使われない。

空欄 B ⑨ 債権譲渡

保険者の取得は法律上当然の移転である。これに対し、一般の債権譲渡は第三者への対抗に手続を要する、という対比で空欄が入る。債権質や債務引受とは仕組みが異なる。

空欄 C ⑱ 通知又は承諾

債権譲渡では、債務者への通知または債務者の承諾が対抗要件となる。保険者の取得は法律上当然で、第三者に対する通知・承諾を要件としない、というのが設問の趣旨。

空欄 D ⑪ 疾病の予防

特定健診以外の保健事業には、健康教育・健康相談・健康診査と、健康管理および疾病の予防に係る自助努力の支援がある。保険者の努力義務として規定されている。

空欄 E ③ 573

健康保険法45条1項は、標準賞与額の年度(4月1日から翌年3月31日)累計上限を573万円と定める。上限に達する月は累計が573万円になる額を決定し、その翌月以降の同年度の標準賞与額は零となる。厚生年金の標準賞与額は1か月150万円が上限であり、年度単位の健康保険とは区別する。

出典

全国社会保険労務士会連合会 試験センターの第58回公式問題・正答。原問の5空欄と語群番号を保持しています。文字間・改行・数字表記と空欄の表示を整え、解説は過去問AIが独自に作成しています。

解説の一次資料