2024年9月試験 実技 問11
法令基準日 2024-04-01
問題
工藤さんは、下記<資料>の投資用マンションについて購入を検討しており、FPの住吉さんに質問をした。下記<資料>に基づく次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとし、計算結果について、小数点以下の端数が生じた場合は小数点以下第3位を四捨五入すること。 <資料> ・ 購入費用の総額:2,800万円(消費税と仲介手数料等取得費用を含めた金額) ・ 想定される賃料(月額):140,000円 ・ 運営コスト(月額):管理費等 23,000円 管理業務委託費 月額賃料の5% ・ 想定される固定資産税・都市計画税(年額):130,000円 工藤さん:「この投資用マンションの実質利回りはどれぐらいですか。」 住吉さん:「この投資用マンションの実質利回りは、( ア )です。」 工藤さん:「購入に当たって、ローンを利用する場合、ローン返済額は全額必要経費になりますか。」 住吉さん:「不動産所得の金額の計算上、ローン返済額のうち( イ )は必要経費になりますが、 ( ウ )は必要経費になりません。」
公式模範解答を見る
3. (ア)4.25% (イ)利息部分 (ウ)元金部分
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
年間賃料140,000×12=1,680,000円。年間コスト=(23,000+140,000×5%)×12+130,000=490,000円。実質利回り=(1,680,000-490,000)/28,000,000×100=4.25%。ローン返済額は利息部分のみ必要経費、元金部分は必要経費にならない。
各選択肢の理由
1.利回り4.25%は正しいが、必要経費になるのは利息部分であり元金部分ではないため誤り。
2.利回りは4.71%でなく4.25%。また必要経費は利息部分で元金部分ではないため誤り。
3.実質利回り4.25%、必要経費になるのは利息部分、元金部分は必要経費外で正しい組み合わせ。
4.必要経費の説明は正しいが、利回りは4.71%でなく4.25%のため誤り。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年9月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。