イが正解となる理由は、プログラムの実行時間を計算する基本的な公式にあります。実行時間は「命令数 × CPI × クロックサイクル時間」で求められます。ここで、CPI(Cycles Per Instruction:命令あたりのクロック数)は、命令の種類ごとに異なり、その平均値を用います。問題文では3種類の演算命令のCPIと構成比率が与えられており、これらから命令全体の平均CPIを算出します。平均CPIは、各命令のCPIにその構成比率を掛けて合計することで得られます(例:(CPI1 × 比率1) + (CPI2 × 比率2) + (CPI3 × 比率3))。次に、クロック周波数1GHzは、1秒間に10億回のクロック信号が発生することを意味し、クロックサイクル時間(1クロックあたりの時間)は、その逆数である1ナノ秒(10⁻⁹秒)となります。これらの値を代入して実行時間を計算し、ミリ秒(10⁻³秒)に換算することで、正解にたどり着きます。
読み込み中...