スタックは後から入れたものが先に出てくる「後入れ先出し(LIFO: Last-In, First-Out)」という特性を持つデータ構造です。この特性を理解して、各選択肢のデータ列が出力可能か確認します。
2017年度 秋期 基本情報技術者 午前 問5
A, B, C, D の順に到着するデータに対して、一つのスタックだけを用いて出力可能なデータ列はどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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まず、正解であるウ「C, B, D, A」について見てみましょう。データはA, B, C, Dの順に到着します。
1. Aが到着したらスタックに入れます。
2. Bが到着したらスタックに入れます。
3. Cが到着したらスタックに入れます。
4. ここでCを出力します。スタックにはA, Bが残っています。
5. 次にBを出力します。スタックにはAが残っています。
6. Dが到着したらスタックに入れます。
7. Dを出力します。スタックにはAが残っています。
8. 最後にAを出力します。
これにより、C, B, D, Aという出力順が実現できます。
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他の選択肢は、スタックのLIFOの性質では実現できません。例えば、ア「A, D, B, C」の場合、Aを出力するにはスタックにAしか入っていない状態にする必要がありますが、その後にDを出力するためにはDがスタックに入っている必要があります。しかし、Dが入っている状態ではAより後に入ったBやCもスタックに残っており、Aより先に出力することはできません。同様に、イとエもスタックの特性に反するため、出力不可能です。
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- 何が問われるか
- 計算量(O 記法)・基本データ構造・典型アルゴリズム(探索・整列)・再帰の挙動を読む力。
- 学習の進め方
- 擬似コードを実際にトレースして変数の遷移を表に書き出す習慣を付ける。スタック/キュー/木の図示が定着の鍵。
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