妻が毎日謝罪して回り、足が悪いのに酒を買いに行くことは、Aさんが飲酒の結果に向き合う機会を減らす行動(イネイブリング)になっている。
令和6年度 保健師 午後 問6
A さん(75 歳、男性)は妻と2 人暮らし。妻が町の保健センターに来所し「夫の飲
酒量が増え、泥酔して近隣の人と口論することが多く、私が毎日のように近隣へ謝
罪に行っている。私は足が悪いので、重いお酒を買いに行くことがつらいが、お酒
がないと夫が怒鳴るため毎日買いに行っている。どうしたらよいか」と保健師に相
談した。
保健師が妻へ提案する内容で適切なのはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
妻にその後始末をやめるよう勧め、本人が問題と向き合えるようにすることが適切である。妻の安全確保と専門機関への相談も併せて行う。
各選択肢の解説
- 1
隣人との関係が悪化しないよう民生委員へ相談する。
民生委員への相談は近隣関係の調整にとどまる。飲酒問題の本質への対応にならず、後始末を続ける状況も変わらない。
- 2
A さんの飲酒によるトラブルへの対応をしない。
謝罪や酒の購入などの後始末をやめることで、Aさんが飲酒の結果に直面し、問題に向き合うきっかけになる。
- 3
妻の要介護認定の申請をする。
妻の足の不調は別の課題である。要介護認定の申請は問題の解決につながらず、飲酒問題への対応の優先度は低い。
- 4
A さんの適正飲酒量を学ぶ。
依存が疑われる飲酒に対し適正量を学んでも解決しない。節酒の指導ではなく、専門機関への相談につなげる。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第111回保健師国家試験」午後 問6(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
午後 の他の問題
- 保健師令和7年度 午後 問1イタイイタイ病の原因物質で正しいのはどれか。
- 保健師令和7年度 午後 問2A さん(42 歳)は夫と長男(中学生)の3 人暮らし。抑うつ状態が続くため、精神 科病院へ入院することになった。 家族ストレス対処理論に基づいた保健師の情報収集の内容として適切なのはどれ か。
- 保健師令和7年度 午後 問3A 地区の保健師は、住民同士が支え合う体制の構築を目指し、住民が定期的に 交流できる企画を立案した。初回の開催には住民15 名が集まり、全員が初対面で あった。 開始期であるこのグループに対する保健師の支援で適切なのはどれか。
- 保健師令和7年度 午後 問4A さん(68 歳、男性)は介護を受けることなく今までどおり健康な生活を続けた いと願っており、10 年前から毎日1 人でウォーキングをしていることを誇りに思っ ている。 A さんの保健行動を促進するための保健師の声かけで最も適切なのはどれか。
- 保健師令和7年度 午後 問5A 市の糖尿病予防教室では、参加者が記録する食事記録表をもとに保健師が健 康教育を実施していた。 今回、健康教育の内容を変更し、持続自己血糖測定器を貸し出して測定した血糖 値をもとに健康教育を実施した。持続自己血糖測定器の導入で健康教育の費用が 10 % 増加したが、HbA1c…
他年度の「午後」問題
保健師 の同じ分野を年度をまたいで演習する