倫理的課題での意思決定支援では、まず両親それぞれの意向とその背景にある考えを傾聴する。
令和7年度 保健師 午前 問23
保健師が乳児健康診査の面接で母子健康手帳を確認したところ、予防接種の接種
歴がなかった。両親に確認すると、母親は「予防接種を受けさせたくない」と言い、
父親は「他の家庭のように接種させたいのに困る」と言う。両親は互いの意見が合わ
ずに悩んでいることがわかった。
倫理的課題に対する両親の意思決定を支援するために、保健師が最初に行うこと
はどれか。
選択肢
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拒否している母親の理由を聞くことが、支援の出発点である。情報提供や説得は、理由を理解した後に行う。
各選択肢の解説
- 1
母親に予防接種のパンフレットを渡す。
母親の理由を聞く前にパンフレットを渡すと、一方的な情報提供になり、意思決定の支援にならない。
- 2
母親に予防接種を受けさせたくない理由を聞く。
母親に予防接種を受けさせたくない理由を聞くことで、考えや不安の背景を理解できる。支援の出発点である。
- 3
父親にどのように困っているかを聞く。
父親の困りごとも後で聞くが、最初は意見の核心である母親の理由を聞く。
- 4
夫婦でよく話し合うように勧める。
互いの考えや情報が整理されないまま話し合いを勧めても、意見の対立が解決しにくい。
- 5
夫婦に予防接種の必要性を伝える。
理由を聞く前に必要性を伝えると、説得に偏り、意思決定の支援にならない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験」午前 問23(問題・正答)。解説は独自作成です。
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