Aさんは、様々な不安があると話したものの、来所した日は時間が取れませんでした。
令和7年度 保健師 午後 問54
次の文を読み54、55 の問いに答えよ。
A さん(58 歳、男性、土木作業員)は妻(55 歳、主婦)と長男(28 歳、会社員)の3 人
暮らし。半年前から歩行時のふらつきや手の震えがみられ、医療機関を受診したとこ
ろ、脊髄小脳変性症と診断された。指定難病の医療費助成の申請のために保健所を訪
れたA さんは、様々な不安があると話した。しかし、その日はA さんの都合で時間
が取れず、対応した保健師は3 日後の家庭訪問を約束した。
初回の家庭訪問における保健師の対応で優先度が高いのはどれか。
選択肢
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そのため、3日後の家庭訪問で改めて話を聞く機会になります。初回訪問では、ニーズや必要な支援を決める前に、Aさんの身体面と精神面の状況を確認し、不安の内容を把握することが優先されます。紹介や提案は、この把握を踏まえて、Aさんの希望に沿って行います。
各選択肢の解説
- 1
患者会を紹介する。
患者会の紹介は有用な支援になりえます。しかし、Aさんの不安の内容や希望をまだ聞いていない初回訪問の時点では、先に紹介する段階ではありません。状況把握の後に、必要に応じて情報提供します。
- 2
心身の状況を確認する。
正しい選択肢です。初回訪問では、Aさんの心身の状況と不安の内容を確認して、その後の支援の方向性を決める土台にします。
- 3
介護保険サービスの導入を提案する。
介護保険サービスの導入を提案するには、対象となる条件や必要性を確認することが前提です。問題文には、現時点でそのような必要性は示されていません。状況把握の前に提案することは適切ではありません。
- 4
疾患に関する講演会への参加を勧める。
疾患に関する講演会は、情報提供の方法のひとつです。ただし、Aさんの状態や不安の内容を把握する前に参加を勧めるのは、順序が適切ではありません。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第112回保健師国家試験』午後 問54(問題・正答)。解説は独自作成です。
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