介護福祉職が行う坐薬の挿入介助は、一定の要件のもと肛門からの挿入に限定され、体温での溶解を防ぐ保管や正しい挿入方法、排泄との順序への理解が求められる。
令和6年度 介護福祉士 学科 問97
次の記述のうち、介護福祉職が行うことのできる、坐薬(座薬)を用いた介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
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※出題時点(令和7年1月)の制度に基づく解説です。その後の法改正等で結論が変わる場合があります。
各選択肢の解説
- 1
膣から挿入する坐薬(座薬)が扱える。
介護職員による実施が認められている坐薬挿入は肛門からの挿入等に限られており、膣から挿入する膣坐薬の投与は医行為に該当するため扱うことはできない。
- 2
坐薬(座薬)は、あたたかな場所で保管する。
坐薬は体温(37℃付近)で溶けるように作られているため、あたたかな場所ではなく、冷暗所や冷蔵庫などで変形・溶解を防ぐよう保管する必要がある。
- 3
坐薬(座薬)は、とがっていない方から挿入する。
坐薬は挿入時の抵抗を減らして滑らかに入れるため、先端が尖っている細い方から肛門内に挿入するのが適切である。とがっていない方から入れるのは誤りである。
- 4
腹部に力を入れるよう促しながら、坐薬(座薬)を挿入する。
腹部に力を入れると肛門括約筋が収縮して坐薬が挿入しにくく押し出されてしまう。深呼吸を促し、リラックスして力を抜いた状態で挿入するのが適切である。
- 5
下剤以外の坐薬(座薬)挿入は、先に排泄を済ませてから行う。
鎮痛や解熱などの下剤以外の坐薬は、挿入直後に排便すると成分が排出されて薬効が得られなくなるため、事前に排泄を済ませてから挿入するのが適切である。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第37回(令和6年度)介護福祉士国家試験 問題97。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
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