嚥下機能が低下している人が食事中に手を止め、表情がこわばり呼吸が浅くなった場合は、誤嚥や窒息が疑われる。
令和7年度 介護福祉士 学科 問47
Aさん(80歳,女性,要介護3)は,介護老人福祉施設で生活している。食事は見守りのもとでほぼ自力で摂取しているが,嚥下機能は低下してきている。医師からは,食事摂取に配慮するように指導されている。ある日の昼食中,Aさんは食事を1/3ほど食べたところで箸を止め,表情がこわばり,呼吸もやや浅くなった。
次の記述のうち,介護福祉職が医療職に報告すると同時に,最初に行う対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
まず口の中の食べ物の残りなどを確認する。正答は2。
各選択肢の解説
- 1
血圧を測定する。
血圧測定は、誤嚥や窒息が疑われる場面で最初に行う対応ではない。気道の確保につながる口腔内の確認を優先する。
- 2
口腔の状況を観察する。
事例の食事中の急変は、口の中の食べ物の詰まりや残りによる誤嚥・窒息が疑われる。まず口腔内を観察し、異物の有無を確かめることが先決である。
- 3
口すぼめ呼吸を促す。
口すぼめ呼吸は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などで呼吸を楽にするための方法である。食べ物による気道閉塞が疑われる場面には適さない。
- 4
その場で仰臥位(背臥位)になってもらう。
仰臥位にすると、口や咽頭にある食べ物が気道に落ち込み、誤嚥や窒息が悪化するおそれがある。座位や前かがみの姿勢を保って対応する。
- 5
すぐに薬を服用してもらう。
原因がわからないまま薬を飲ませると、嚥下が困難な状態ではさらに誤嚥を招く危険がある。服薬の判断は医療職が行う。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験 問題47。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
分野「生活支援技術」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 生活支援技術Aパート
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
生活支援技術 の他の問題
- 介護福祉士令和7年度 学科 問35次の記述のうち,介護福祉職が行う利用者の生活支援として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問36介護老人福祉施設における,快適な室内環境に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問37パーキンソン病(Parkinson disease)の人の住まいに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問38次の記述のうち,歩行が不安定になり,移動の意欲が低下している利用者に対する介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問39次の記述のうち,右片麻痺{みぎかたまひ}のある利用者に対する,仰臥位{ぎょうがい}(背臥位{はいがい})から車いすへの移乗の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
他年度の「生活支援技術」問題
介護福祉士 の同じ分野を年度をまたいで演習する