ソーシャルインクルージョンの理念を問う問題。
令和7年度 介護福祉士 学科 問91
次のうち,障害福祉におけるソーシャルインクルージョン(social inclusion)の考え方の説明として,最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
障害の有無にかかわらず、すべての人を社会の一員として包み込み、支え合う社会(社会的包摂)を目指す考え方であり、5が正答。統合・権利擁護・意思決定支援とは区別する。
各選択肢の解説
- 1
障害のある人とない人を統合する社会
障害のある人とない人をもともと分けたうえで一緒にする考え方は、インテグレーション(統合)である。分離を前提とする点で、はじめから誰も排除しない包摂の理念とは異なる。
- 2
障害のある人を権利侵害から守る社会
虐待や差別などの権利侵害から障害のある人を守るのは、権利擁護(アドボカシー)の考え方である。ソーシャルインクルージョンそのものの説明ではない。
- 3
障害のある人の意思決定を支援する社会
本人が自分で決められるよう情報提供や意思形成を支えるのは、意思決定支援の考え方である。ソーシャルインクルージョンの定義とは異なる。
- 4
障害のある人の最善の利益を考える社会
本人にとって最も良いことを基準に判断するのは、「最善の利益」の考え方である。包摂を意味するソーシャルインクルージョンの説明には当たらない。
- 5
障害のある人もない人も包摂する社会
ソーシャルインクルージョンは「社会的包摂」と訳され、障害の有無にかかわらず、すべての人を社会の構成員として包み込み、ともに生きる社会を目指す理念である。説明として適切である。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験 問題91。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
分野「障害の理解」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 障害の理解Bパート
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
障害の理解 の他の問題
- 介護福祉士令和7年度 学科 問92知的障害に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問93次のうち,後遺症によって片麻痺{かたまひ}や言語障害を伴うことがある疾患や病態として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問94次の記述のうち,国際障害者年を契機に,日本の障害福祉に起きた変化として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問95次のうち,筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)によくみられる症状として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 介護福祉士令和7年度 学科 問96Aさん(50歳,男性)は,以前は一人暮らしをしていたが,現在は統合失調症(schizophrenia)のため長期入院をしている。症状が軽快して安定したため,医師から間もなく退院できるという説明があった。Aさんは以前と同じように独居を希望しているが,一人で住居を探すのに不安がある。…
他年度の「障害の理解」問題
介護福祉士 の同じ分野を年度をまたいで演習する