多発性硬化症は中枢神経(脳・脊髄・視神経)の炎症性脱髄疾患で、空間的・時間的多発(再発と寛解)が特徴である。MRI の T2/FLAIR 高信号病変が診断基準の中心になるため、MRI は診断に有用である。
第60回(2025年実施) 理学療法士 午後 問86
難度
標準
多発性硬化症で正しいのはどれか。
選択肢
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各選択肢の解説
- 1
男性に多い。
誤り。女性に多く、男女比はおよそ1:2〜3である。
- 2
遺伝性の疾患である。
誤り。典型的な遺伝性疾患ではない。遺伝要因と環境要因が関与する多因子性とされ、家族内発症は少ない。
- 3
温熱療法が効果的である。
誤り。体温上昇で症状が一過性に悪化する Uhthoff 徴候があるため、温熱は避ける。
- 4
末梢神経の脱髄疾患である。
誤り。脱髄の場所は中枢神経で、末梢神経ではない。末梢神経の脱髄疾患には Guillain-Barré 症候群などがある。
- 5
MRI 検査が診断に有用である。
正しい。MRI で脱髄病変の多発を確認でき、診断と経過観察に有用である。
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解説・公式出典について
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最終更新:
出典:厚生労働省「第60回理学療法士国家試験」午後 問86(問題・正答)。解説は独自作成です。
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