支援の効果が停滞し、Bさんが訪問の延期を申し出ている。母親からの新たな情報とこれまでの記録を整理し、ケース会議で支援計画の見直し(再アセスメント)を提案するのが適切である。
令和7年度 社会福祉士 共通科目 問78
事例を読んで,ひきこもり地域支援センターのA相談員(社会福祉士)の支援の内容に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Bさん(30歳,男性)は,2年前に人間関係に悩み仕事を辞めて以来,ひきこもるようになった。現在は,深夜にコンビニや散歩に外出する程度である。半年前からAが支援するようになり,月2回の訪問と月1回のケース会議を実施している。支援開始から3か月間は,Bさんの表情や会話量は増えていたが,最近は訪問日延期の申し出が多くなっている。先日,Bさんの母親から「部屋にこもる時間が多くなり心配です」と電話相談があったため,母親と個別面談を行った。
選択肢
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各選択肢の解説
- 1
AがBさんを訪問して話ができるように母親に依頼する。
Bさんは訪問日の延期を申し出ている。母親を通じて面談を求めると、本人の意向を無視して圧力をかけることになり、信頼関係を損なうおそれがある。
- 2
母親にBさんがセルフモニタリングができるよう助言する。
セルフモニタリングは、本人が自分の行動や状態を記録・観察する技法である。本人と合意しないまま、母親を介して取り組ませるのは適切でない。
- 3
母親からの情報をもとにBさんへの訪問を中止し,本人が望むまで支援を待つ。
母親の情報だけで訪問を中止すると、支援関係が途切れ、孤立が深まるおそれがある。見直しは記録などを踏まえ、チームで検討すべきである。
- 4
母親の情報とこれまでの記録を整理し,ケース会議で支援の見直しを提案する。
支援の停滞を示す母親の情報と、支援経過の記録を整理してケース会議に諮ることは、モニタリングの結果に基づく計画見直しの適切な手順である。
- 5
母親にBさんの行動記録を依頼し,行動変化の蓄積から計画の見直しをする。
母親に行動記録を依頼すると、Bさんを監視する関係になりかねず、本人の同意もない。計画の見直しを母親の記録に頼るのは適切でない。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)社会福祉士国家試験 共通科目 問題78。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
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