⚠️ 練習用オリジナル問題です。本ページに掲載している午後問題は、IPA過去問の形式を模して作成した練習用オリジナル問題であり、実際の試験で出題された問題ではありません。
AI採点は目安です。本試験の採点とは異なる可能性があります。 採点結果は学習の参考程度にご利用ください。
問1ITサービスマネジメント
重大なインシデントの早期解決と再発防止について
ITサービスマネージャは、自身が責任を持つITサービスにおいて、業務影響度の大きい重大インシデント(メジャーインシデント)を、限られた情報と時間制約のもとで早期に解決し、サービスを安定状態に復旧させる責務を負う。同時に、再発防止のための問題管理を主導し、根本原因を究明したうえで恒久対策をサービス基盤に組み込む必要がある。
近年は、クラウド・SaaS・外部サービスを組み合わせた構成のサービスが増えており、影響範囲が複数組織にまたがるインシデントや、原因特定に高度な調査を要するインシデントが増加している。このような環境では、初動の判断・関係者への迅速な情報共有・暫定対応と恒久対応の見極め・再発防止策の実装まで、一貫した対応設計が求められる。
また、再発防止策は単一のシステム改修にとどまらず、運用プロセス・監視設計・教育・契約条件など複数の統制要素を組み合わせて設計することが、効果の持続性を高める鍵となる。
あなたの経験と考えに基づいて、設問ア〜ウに従って論述せよ。
あなたが責任を担っていたITサービスの概要と、発生した重大インシデントの内容及び業務への影響について、800字以内で述べよ。
構成のポイント(ヒント)
- 冒頭2〜3行で業界・サービス規模・自身の立場を提示し、文脈を即座に把握できる構成にする
- サービス構成は層構造で示し、後続の対応論述で参照しやすい粒度にする
- インシデントは「いつ・何が・どの範囲で」を時刻・件数・症状で具体化する
- 業務影響は売上だけでなく、オペレーション・ブランド・関係部署まで多面的に描く
- 設問イへの橋渡しとして、最終段落で「重大度A対応として早期解決と再発防止が要請された」と着地させる
設問アで述べた重大インシデントに対して、あなたが主導した早期解決のための対応活動と、根本原因究明の取り組みについて、800字以上1,600字以内で具体的に述べよ。
構成のポイント(ヒント)
- 早期解決と根本原因究明の二段構えを冒頭で示し、論述全体の骨格を見える化する
- 早期解決は時系列(発生・15分・45分・2時間など)で描き、各判断の根拠を明示する
- 根本原因究明は直接原因と背後要因(組織・プロセス・契約)を分離して整理する
- ベンダ・自社の両側を俯瞰する記述とし、責任所在の押し付け合いに陥らない構造を見せる
- 数値(時刻/件数/効果指標)を最低5箇所に織り込み、当事者性を担保する
設問イで究明した根本原因に対して、あなたが立案・実装した再発防止策の内容と、その効果の評価及び今後の改善点を、600字以上1,200字以内で具体的に述べよ。
構成のポイント(ヒント)
- 再発防止策を複数層(契約/監視/運用/教育など)に整理し、根本原因の各要素との対応を明示する
- 効果評価は定量的指標(件数/時間/成功率)を最低3つ示す
- 改善点は「想定とのギャップ」と「今後の対応」をセットで描く
- 「実装した時点ではなく、運用定着した時点で効果が出る」というITサービスマネジメントの本質に触れる
- 数値(件数/工数/参加率/削減時間)を散りばめて当事者性を担保する