2024年5月試験 実技 問2
法令基準日 2023-10-01
問題
「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」および著作権法に関する次の記述のうち、最も不 適切なものはどれか。
1.個人情報取扱事業者が個人情報を取得する場合、あらかじめ自社のホームページで個人情報の利用 目的を公表しているときは、原則として、改めて本人に利用目的を通知する必要はない。
2.個人情報取扱事業者は、不正アクセスにより個人情報が1件でも漏えいした場合、原則として、個 人情報保護委員会に報告しなければならない。
3.背景にキャラクターなどの著作物が写り込んでいる写真は、その著作物が本来の被写体との分離が 困難で、軽微な構成部分となるものであれば、著作権者の利益を不当に害する場合を除き、ブログ に掲載することができる。
4.他人の著作物を家族などの限られた範囲で使用するために複製する場合であっても、原則として著 作権者の許諾が必要である。
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4. 他人の著作物を家族などの限られた範囲で使用するために複製する場合であっても、原則として著 作権者の許諾が必要である。
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
私的使用目的の複製は著作権法30条により、個人的または家庭内など限られた範囲内であれば著作権者の許諾なく認められる。肢4は許諾が必要としており誤り。他の肢は個人情報保護法・著作権法の規定に照らし正しい。
各選択肢の理由
1.利用目的をあらかじめHPで公表していれば、改めて本人へ通知する必要はなく、個人情報保護法上適切。
2.不正アクセスによる漏えい等は原則1件でも個人情報保護委員会への報告義務があり、記述は適切。
3.被写体と分離困難で軽微な構成部分の著作物の写り込みは、著作権法30条の2により利益を不当に害さない限り利用可能で適切。
4.私的使用目的の複製は著作権法30条により家庭内等限られた範囲であれば許諾不要のため、この記述は誤り=最も不適切。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年5月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。