2024年5月試験 実技 問39
法令基準日 2023-10-01
問題
裕子さんは、老齢年金の繰上げ受給を検討しており、FPの飯田さんに質問をした。裕子さんの老齢基礎年金の繰上げ受給に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 -39終-
この問題で使う共通設例
同じ大問の前ページにある家族・資産などの条件です。原典PDF 34ページ。
【第10問】下記の(問35)~(問40)について解答しなさい。 <設例> 国内の上場企業に勤務する安藤雅之さんは、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもあ る飯田さんに相談をした。なお、下記のデータは2024年4月1日現在のものである。 I.家族構成(同居家族) 氏名 続柄 生年月日 年齢 備考 安藤 雅之 本人 1966年 8月26日 57歳 会社員(正社員) 裕子 妻 1969年11月28日 54歳 専業主婦 真希 長女 2003年10月10日 20歳 大学生 隆平 長男 2006年12月12日 17歳 高校生 II.安藤家の親族関係図 III.安藤家(雅之さんと裕子さん)の財産の状況 [資料1:保有資産(時価)] (単位:万円) 雅之 裕子 金融資産 現金・預貯金 2,400 株式・投資信託 2,100 生命保険 (解約返戻金相当額) [資料3]を参照 [資料3]を参照 不動産 土地(自宅の敷地) 4,300 建物(自宅の家屋) 投資用マンション 3,000 その他(動産等) 三郎 和子 (すでに死亡) 裕子 洋子 達也 真希 隆平 雅之 茉莉 拓斗


公式模範解答を見る
4. 「20歳から60歳になるまでの間に保険料を納めていなかった期間がある人については、老齢基 礎年金の繰上げ請求をした後であっても、国民年金に任意加入することができます。」
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
老齢基礎年金の繰上げ請求後は既に受給者となっているため、20歳から60歳までに未納期間があっても国民年金への任意加入はできない。1~3は減額率0.4%、老齢厚生年金との同時繰上げ、付加年金の同率減額支給という正しい内容であり、4のみ誤り。
各選択肢の理由
1.正しい。繰上げ請求による減額率は、1962年4月2日以後生まれの場合、繰上げ月数×0.4%である。
2.正しい。老齢厚生年金の繰上げ請求ができる人は、老齢基礎年金と老齢厚生年金を同時に繰上げ請求する必要がある。
3.正しい。付加年金は老齢基礎年金と同時に支給されるため、繰上げ請求により基礎年金と同率で減額される。
4.誤り。繰上げ請求後は既に老齢基礎年金の受給者となっているため、国民年金への任意加入はできない。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年5月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。