2024年9月試験 実技 問30
法令基準日 2024-04-01
問題
亜紀さんは個人向け国債(変動10年)の購入を検討しており、FPの加瀬さんに質問をした。個人 向け国債(変動10年)に関する加瀬さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
この問題で使う共通設例
同じ大問の前ページにある家族・資産などの条件です。原典PDF 26ページ。
【第9問】下記の(問30)~(問35)について解答しなさい。 <設例> 安西真治さんは、民間企業に勤務する会社員である。真治さんと妻の亜紀さんは、今後の資産形成 や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある加瀬さんに相談をした。なお、下記のデータ はいずれも2024年9月1日現在のものである。 [家族構成] 氏名 続柄 生年月日 年齢 備考 安西 真治 本人 1987年2月13日 37歳 会社員(正社員) 亜紀 妻 1990年6月30日 34歳 会社員(正社員) 涼 長男 2017年7月22日 7歳 小学生 華 長女 2019年5月 1日 5歳 保育園児 [収入金額(2023年)] 真治さん:給与収入480万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 亜紀さん:給与収入370万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 [自宅] 賃貸マンションに居住しており、家賃は月額9万円(管理費込み)である。 マイホームとしてマンションを購入する予定である。 [金融資産(時価)] 真治さん名義 銀行預金(普通預金):260万円 銀行預金(定期預金):420万円 上場株式 :120万円 投資信託 :240万円 企業型確定拠出年金 :170万円 亜紀さん名義 銀行預金(普通預金):400万円 銀行預金(外貨預金):180万円 投資信託 :140万円 個人型確定拠出年金 : 80万円 [負債] 真治さんと亜紀さんに負債はない。

公式模範解答を見る
1. 「適用利率は、実勢金利の動きに応じて、1年ごとに見直されます。」
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
個人向け国債(変動10年)の適用利率は実勢金利の動きに応じて半年ごとに見直されるため、選択肢1の「1年ごと」との説明は誤り。下限金利0.05%、発行1年経過後の中途換金可否、中途換金調整額の算出方法(直前2回分の税引前利子相当額)はいずれも正しい記述である。
各選択肢の理由
1.誤り。個人向け国債(変動10年)の適用利率は実勢金利の動きに応じて半年ごとに見直される。1年ごとではない。
2.正しい。個人向け国債には年率0.05%の下限金利が設けられており、変動10年もこれに該当する。
3.正しい。個人向け国債は発行から1年経過すれば原則いつでも一部または全部を中途換金できる。
4.正しい。中途換金調整額は直前2回分の各利子(税引前)相当額を基に算出され、額面と経過利子の合計額から差し引かれる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年9月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。