2024年9月試験 実技 問31
法令基準日 2024-04-01
問題
真治さんは企業型確定拠出年金に加入し、亜紀さんは個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入している。それぞれの制度に関する下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。 真治さん(企業型確定拠出年金) 亜紀さん(iDeCo) 勤務先の制度等 確定給付型の企業年金制度を実施し ていない企業であり、マッチング拠 出が可能 確定給付型の企業年金、企業型確定 拠出年金のどちらも実施していない 企業 掛金 事業主が拠出 ※マッチング拠出分は加入者が拠出 原則として、加入者が拠出 拠出限度額 (月額) 55,000円 ※加入者が拠出するマッチング拠出 分の掛金額は、( ア ) ( イ )円 加入者が拠出した 掛金の税制 マッチング拠出分の掛金全額が ( ウ )の対象 掛金全額が小規模企業共済等掛金控 除の対象 口座管理手数料の負担者 原則として、( エ ) 加入者
この問題で使う共通設例
同じ大問の前ページにある家族・資産などの条件です。原典PDF 26ページ。
【第9問】下記の(問30)~(問35)について解答しなさい。 <設例> 安西真治さんは、民間企業に勤務する会社員である。真治さんと妻の亜紀さんは、今後の資産形成 や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある加瀬さんに相談をした。なお、下記のデータ はいずれも2024年9月1日現在のものである。 [家族構成] 氏名 続柄 生年月日 年齢 備考 安西 真治 本人 1987年2月13日 37歳 会社員(正社員) 亜紀 妻 1990年6月30日 34歳 会社員(正社員) 涼 長男 2017年7月22日 7歳 小学生 華 長女 2019年5月 1日 5歳 保育園児 [収入金額(2023年)] 真治さん:給与収入480万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 亜紀さん:給与収入370万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 [自宅] 賃貸マンションに居住しており、家賃は月額9万円(管理費込み)である。 マイホームとしてマンションを購入する予定である。 [金融資産(時価)] 真治さん名義 銀行預金(普通預金):260万円 銀行預金(定期預金):420万円 上場株式 :120万円 投資信託 :240万円 企業型確定拠出年金 :170万円 亜紀さん名義 銀行預金(普通預金):400万円 銀行預金(外貨預金):180万円 投資信託 :140万円 個人型確定拠出年金 : 80万円 [負債] 真治さんと亜紀さんに負債はない。

図表・資料の画像を見る
図表と資料の配置を原典の該当部分から表示しています。問題文は上のテキストで読めます。

公式模範解答を見る
3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「個人年金保険料控除」である。
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
空欄(ウ)が誤り。企業型DCのマッチング拠出分は本人拠出だが、小規模企業共済等掛金控除の対象であり、個人年金保険料控除ではない。ア・イ・エはいずれも制度内容と整合し適切。
各選択肢の理由
1.正しい。マッチング拠出額は事業主拠出額を超えてはならず、合計は拠出限度額内とする規定通り。
2.正しい。亜紀さんは企業年金のない企業に勤務する第2号被保険者であり、iDeCo拠出限度額は月額23,000円。
3.誤り。マッチング拠出分の掛金全額は小規模企業共済等掛金控除の対象であり、個人年金保険料控除ではない。
4.正しい。企業型DCの口座管理手数料は原則事業主負担、iDeCoは加入者本人負担となる。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年9月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。