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2025年1月試験 実技 問14

法令基準日 2024-10-01

問題

大津さんは、自身を契約者(=被保険者)として、下記<資料>の火災保険および自動車保険を契約している。下記<資料>に基づくFPの細井さんの補償の対象に関する次の説明の空欄(ア)~(エ)にあてはまる適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、同じ番号を何度選んでもよいものとする。また、保険契約は有効に成立しており、超過保険や一部保険には該当せず、記載のない事項については一切考慮しないものとする。 <資料> [火災保険証券(一部抜粋)] 火災保険証券 建物・家財等に関する補償 事故の種類 補償の 有無 建物保険金額 補償の 有無 家財保険金額 1 火災、落雷、破裂・爆発 〇 2,300万円 (免責金額 0円) 〇 1,400万円 (免責金額 0円) 2 風災、ひょう災、雪災 × - × - 3 盗難 〇 2,300万円 (免責金額 0円) 〇 1,400万円 (免責金額 0円) 4 水災 〇 2,300万円 (免責金額 0円) 〇 1,400万円 (免責金額 0円) 5 破損、汚損等 (その他不測かつ突発的な事故) 〇 2,300万円 (免責金額 0円) 〇 1,400万円 (免責金額 0円) 明記物件 なし 特約等 個人賠償責任特約 1億円 ※「補償の有無」について、〇は有、×は無を示すものとする。 [自動車保険証券(一部抜粋)] 自動車保険証券 補償種目・免責金額(自己負担額)など 保険金額 車両保険 免責金額 1回目 0円 2回目 0円 エコノミー補償(車対車+A) 180万円 対人賠償(1名につき) 無制限 対物賠償 免責金額 0円 無制限 人身傷害(1名につき) 搭乗中のみ担保 1億円 その他の条件・特約等 個人賠償責任特約 なし <細井さんの説明> ・ 「自宅で火災が発生し、自宅建物と敷地内に駐車していた被保険自動車に損害が発生した場合、 補償の対象となるものは( ア )。」 ・ 「大雪による重みで敷地内のカーポート(契約敷地内構築物)が損壊し、駐車していた被保険自 動車が押しつぶされて損害が発生した場合、補償の対象となるものは( イ )。」 ・ 「大津さんの飼い犬が通行人にかみついてケガをさせた場合の法律上の損害賠償責任については、 補償の対象と( ウ )。」 ・ 「大津さんの自宅に空き巣が侵入し、時価20万円の絵画が盗難に遭った場合、絵画の盗難損害 については、補償の対象と( エ )。」 <語群> 1.ありません 2.自宅建物のみです 3.被保険自動車のみです 4.自宅建物および被保険自動車です 5.カーポートのみです 6.カーポートおよび被保険自動車です 7.なります 8.なりません

図表・資料の画像を見る

図表と資料の配置を原典の該当部分から表示しています。問題文は上のテキストで読めます。

2025年1月試験 実技 問14 の図表(原典PDF 12ページ)2025年1月試験 実技 問14 の図表(原典PDF 12ページ)
公式模範解答を見る

(ア)4 (イ)3 (ウ)7 (エ)7

表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。

解き方・判断の根拠

(ア)4:火災保険の建物は、火災が〇(2,300万円、免責0円)なので、自宅建物は補償されます。自動車は火災保険の家財に含まれないため、火災保険では補償されません。自動車保険の車両保険はエコノミー型(車対車+A)です。エコノミー型では単独事故などは補償されませんが、火災・爆発による車両の損害は補償されます。このため被保険自動車も補償され、答えは「自宅建物および被保険自動車です」となります。 (イ)3:カーポートは契約敷地内の構築物で、建物の補償に含まれます。大雪の重みによる損壊は「風災、ひょう災、雪災」にあたります。証券ではこの事故の種類が建物・家財とも補償の有無「×」(補償の対象外)なので、カーポートは補償されません。一方、被保険自動車は、倒れてきたカーポートに押しつぶされた損害です。エコノミー型(車対車+A)では、一般に落下中の他物との衝突による損害が補償されます。このため被保険自動車だけが補償され、答えは「被保険自動車のみです」となります。 (ウ)7:飼い犬が他人にケガをさせたときの法律上の損害賠償責任は、日常生活で起こる賠償事故です。火災保険に付いている個人賠償責任特約(1億円)の補償対象です。自動車保険の個人賠償責任特約は「なし」ですが、火災保険の特約で補償されるので、答えは「なります」です。 (エ)7:火災保険の家財は、盗難が〇(1,400万円、免責0円)です。1個または1組の価額が30万円を超える貴金属・美術品などは、明記物件として証券に記載しないと補償されません。この絵画は時価20万円で30万円以下なので、明記物件にはあたりません(証券の明記物件も「なし」)。したがって家財の盗難として補償され、答えは「なります」です。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2025年1月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。