2025年1月試験 実技 問29
法令基準日 2024-10-01
問題
下記<資料>は、外貨定期預金の契約締結前交付書面の一部である。この契約締結前交付書面に関する次の記述の空欄(ア)~(エ)にあてはまる語句として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については一切考慮しないものとする。 <資料> 商品概要 [商品名]外貨定期預金 [商品の概要]外国通貨建ての、期間の定めのある預金です。 [預金保険]外貨定期預金は、預金保険制度の( ア )です。 [販売対象]個人のお客様 税金について [利息]( イ )が適用されます。 [為替差損益]雑所得となります。 ※雑所得は、原則として確定申告による総合課税の対象です。ただし、年収2,000万円以下 の給与所得者の方で為替差益を含めた給与所得および退職所得以外の所得が年間20万円以 下の場合は申告不要です。 お預け入れとお引き出しに関わる為替手数料 [お預け入れ]円の現金でのお預け入れ(1通貨単位当たり) 米ドル:1円 [お引き出し]円の現金でのお引き出し(1通貨単位当たり) 米ドル:1円 例)お預入時点の為替相場(仲値)が1米ドル=151円の場合、1万米ドルのお預入金額 は、( ウ )となります。 リスクについて 外貨定期預金には為替変動リスクがあります。為替相場の変動により、当初外貨預金お預入時の 為替相場よりも( エ )に推移していたときには、お受取時に円貨ベースで元本割れとなるリ スクがあります。
この問題で使う共通設例
同じ大問の前ページにある家族・資産などの条件です。原典PDF 26ページ。
【第9問】下記の(問29)~(問34)について解答しなさい。 <設例> 工藤直樹さんは、民間企業に勤務する会社員である。直樹さんと妻の奈津さんは、今後の生活設計 や資産形成などについて、FPで税理士でもある宮本さんに相談をした。なお、下記のデータはい ずれも2025年1月1日現在のものである。 [家族構成] 氏名 続柄 生年月日 年齢 備考 工藤 直樹 本人 1975年 5月26日 49歳 会社員(正社員) 奈津 妻 1976年11月18日 48歳 パートタイマー ももか 長女 2007年 8月23日 17歳 高校生 [収入金額(2024年)] 直樹さん:給与収入570万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 奈津さん:給与収入70万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 [金融資産(時価)] 直樹さん名義 銀行預金(普通預金):460万円 社内預金 :400万円 従業員持株会 :260万円 奈津さん名義 銀行預金(普通預金):180万円 銀行預金(外貨預金): 70万円 [住宅ローン] 契約者:直樹さん 借入先:SS銀行 借入時期:2010年10月(居住開始時期:2010年10月) 借入金額:3,200万円(団体信用生命保険付き) 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし) 金利:変動金利型(年1.4%) 返済期間:30年間 [保険] 定期保険A:保険金額1,500万円(リビング・ニーズ特約付き)。保険契約者(保険料負担者) および被保険者は直樹さん、保険金受取人は奈津さんである。保険期間は25年。 火災保険B:保険金額1,000万円。保険の目的は自宅建物、保険契約者(保険料負担者)お よび保険金受取人は直樹さんである。

公式模範解答を見る
3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「1,520,000円」である。
表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。
解き方・判断の根拠
為替手数料(1円/ドル)を加えた預入時の適用レートは151+1=152円。1万ドル×152円=1,520,000円となり(ウ)の記述が正しい。他の空欄はいずれも誤り。
各選択肢の理由
1.外貨預金は預金保険制度の対象外であり、(ア)は「対象」ではなく「対象外」が正しいため誤り。
2.外貨預金の利息には源泉分離課税が適用され、(イ)の「申告分離課税」は誤り。
3.預入レートは仲値151円+手数料1円=152円/ドル。1万ドル×152円=1,520,000円で正しい。
4.円貨ベースで元本割れとなるのは預入時より(エ)「円安」でなく「円高」に推移した場合であり誤り。
出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2025年1月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。