⑤は高圧母線から分岐して設ける避雷器の部分である。
令和8年度 上期 第一種電気工事士 学科 問45
法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)
⑤に設置する機器と接地線の最小太さの組合せで、適切なものは。

選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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避雷器は放電電流を確実に大地へ流す必要があるため、電路側に限流ヒューズやヒューズ入りの開閉器を入れると放電電流で溶断して切り離されるおそれがあり、保安上の切り離しにはヒューズのない断路器を用いる(製造者の高圧カットアウトのカタログでも、ヒューズの代わりに素通し線を用いる場合に避雷器の一次側断路器として使えるとしている)。避雷器にはA種接地工事を施す(電気設備の技術基準の解釈第37条第3項)。解釈第17条が定めるA種接地工事の接地線の条件は引張強さ1.04kN以上の金属線又は直径2.6mm以上の軟銅線で、避雷器の接地線の14mm²はここでは定められていない。14mm²は施工基準で求められる太さで、公的な仕様の例として大阪府の電気設備工事共通仕様書は、A種接地工事の項で「接地母線及び避雷器は、14mm2以上とする」としている。したがって断路器+避雷器、接地線14mm²(E 14)の組合せが適切。
各選択肢の解説
- ア
断路器(上端に短い横棒の開閉器記号)+避雷器、接地線14mm²(図記号E 14)
正解。避雷器は断路器を介して接続し、接地線は14mm²以上とする。
- イ
限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器(上端に横棒と小円、可動部にヒューズの記号)+避雷器、接地線8mm²(図記号E 8)
避雷器の電路側にヒューズを入れると放電電流で溶断するおそれがある。また避雷器の接地線は14mm²以上とされ、8mm²では細い。
- ウ
高圧カットアウト(可動部にヒューズがあり上端に記号のない開閉器記号)+避雷器、接地線14mm²(図記号E 14)
接地線14mm²は適切だが、ヒューズ入りの高圧カットアウトを避雷器の電路側に入れると、放電電流でヒューズが溶断するおそれがある。
- エ
電磁接触器(上端が半円形の開閉器記号)+避雷器、接地線8mm²(図記号E 8)
上端が半円形の記号は接触器機能を表し、避雷器を電路から切り離すための断路器ではない。また避雷器の接地線は14mm²以上とされ、8mm²では細い。
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