経済産業省『電気設備の技術基準の解釈』第12条は、接続部分の電気抵抗を増加させないこと、第1号イで引張強さを20%以上減少させないことを定める。
令和7年度 上期 第二種電気工事士 学科 問19
単相100Vの屋内配線工事における絶縁電線相互の接続で、次のような箇所があった。a~dのうちから適切なものを全て選んだ組合せとして、正しいものは。
a:電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆した。
b:電線の引張強さが10%減少した。
c:電線の電気抵抗が5%増加した。
d:電線の電気抵抗を増加させなかった。
選択肢
解説
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第2号本文は絶縁電線相互の接続にも前号の規定を準用し、第2号ロで接続部分を同等以上の絶縁効力のあるもので十分に被覆することを定める。aは絶縁被覆、dは抵抗、bの引張強さ10%減少は20%未満で条件を満たす。一方、cの電気抵抗5%増加は要件に反する。
各選択肢の解説
- ア
aのみ
aのみを選ぶと、引張強さの条件を満たすb及び電気抵抗の条件を満たすdが除外されてしまい、実際には適切な項目をすべて含んでいないため誤り。
- イ
b及びc
cは電線の電気抵抗が5%増加しており、「接続部分の電気抵抗を増加させないこと」という要件に反するため、cを含む組合せは不適切。
- ウ
b及びd
bとdは適切だが、絶縁被覆に関する要件を満たすaが除外されており、設問の「適切なものを全て選んだ組合せ」としては不完全である。
- エ
a,b及びd
aは絶縁被覆条件、bは引張強さの許容範囲(20%未満の減少)、dは電気抵抗を増加させない条件をそれぞれ満たしており、この3項目の組合せが適切なものを全て含んでいる。
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