社会福祉の理念を広めた人物と、その業績の組み合わせを問う設問。
令和7年度 介護福祉士 学科 問1
社会福祉の理念を発展させた人物に関する次の記述のうち,適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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ノーマライゼーションの原理を8つに整理したのはスウェーデンのニィリエであり、正答は2。ほかの選択肢は、別の人物の業績や、人物に帰属しない政策と組み合わされている。
各選択肢の解説
- 1
バンク-ミケルセン(Bank-Mikkelsen, N.)は,「ソーシャルロール・バロリゼーション(Social Role Valorization)」を提唱した。
誤り。バンク-ミケルセンはデンマークの人で「ノーマライゼーションの父」と呼ばれ、1959年法に理念を盛り込んだ。ソーシャルロール・バロリゼーション(社会的役割の価値付与)を提唱したのはヴォルフェンスベルガーである。
- 2
ニィリエ(Nirje, B.)は,「ノーマライゼーション(normalization)の8つの原理」を提唱した。
正しい。ニィリエはノーマライゼーションの原理を、1日・1週間・1年のノーマルなリズム、ライフサイクルでのノーマルな経験、自己決定の尊重、ノーマルな経済水準や住環境などの8つに整理した。
- 3
ヴォルフェンスベルガー(Wolfensberger, W.)は,「エーデル改革」を提唱した。
誤り。エーデル改革は1992年にスウェーデンで実施された高齢者福祉・医療改革で、高齢者ケアの責任をコミューンに一元化した国の政策である。ヴォルフェンスベルガーは北米でノーマライゼーションを発展させ、ソーシャルロール・バロリゼーションを提唱した人物である。
- 4
リッチモンド(Richmond, M.)は,「ケースワークの7原則」を提唱した。
誤り。リッチモンドは『社会診断』を著し、ケースワークを体系化して「ケースワークの母」と呼ばれる。「ケースワークの7原則」(個別化、意図的な感情表出、受容、自己決定など)を示したのはバイステックである。
- 5
エリクソン(Erikson, E.)は,「自立生活運動の理念」を提唱した。
誤り。エリクソンは、人の一生を8段階に分けた心理社会的発達理論で知られる。自立生活運動は、1960年代に米国でエド・ロバーツら障害のある当事者が始めたものである。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験 問題1。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
分野「人間の尊厳と自立」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- 人間の尊厳と自立Aパート
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