歩行可能な在宅の脳卒中患者で、ふらつきや転倒不安がある。通所時の転倒リスクは、起立・歩行・方向転換・着座を含む動的バランスと移動能力を測る TUG(Timed Up and Go test)で簡便に評価できる。
第60回(2025年実施) 理学療法士 午前 問12
70歳の女性。脳出血による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅳ、下肢Ⅳ。独居にて自宅で生活し、屋内は短下肢装具と杖を使用して歩行可能である。最近歩行時にふらつきが生じるなど転倒への不安が強まったことから、通所リハビリテーションを利用することとなった。
通所時の転倒リスク評価で適切なのはどれか。
選択肢
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各選択肢の解説
- 1
TUG
正しい。TUG は歩行を含む動作の所要時間を測る検査で、転倒リスクの評価に広く用いられる。通所リハビリテーションでも実施しやすい。
- 2
NIHSS
NIHSS は急性期脳卒中の神経学的重症度の評価尺度である。転倒リスクの評価には用いない。
- 3
UPDRS
UPDRS は Parkinson病の重症度評価尺度であり、本症例(脳出血による片麻痺)には適用しない。
- 4
modified Tardieu scale
modified Tardieu scale は痙縮を評価する尺度である。転倒リスクを直接評価するものではない。
- 5
Physiological cost index〈PCI〉
PCI は心拍数から歩行のエネルギー消費を評価する指標である。歩行効率の指標であり、転倒リスクの評価ではない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第60回理学療法士国家試験」午前 問12(問題・正答)。解説は独自作成です。
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