オブジェクト図は、UMLのダイアグラムの一つで、特定の時点におけるシステム内の具体的なオブジェクト(インスタンス)とその間の具体的なリンク(関係)を表現します。これは抽象的なクラスの関係を示すクラス図とは異なり、システムのスナップショットを示します。
令和7年度 秋期 高度試験共通 午前I 問16
UML のダイアグラムのうち、インスタンス間の関係を表現するものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
アクティビティ図
誤りです。アクティビティ図は、処理の開始から終了までのアクションの流れ、分岐・合流、並行処理を表す振る舞い図です。業務やアルゴリズムの手順を表すもので、ある時点のインスタンス同士のリンクを表現するものではありません。
- イ
オブジェクト図
正しいです。オブジェクト図は、ある時点におけるクラスのインスタンス(オブジェクト)と属性値、インスタンス間のリンクを表す構造図です。クラス図で定義した関連が実行時に具体的にどう結び付くかを、スナップショットとして示します。
- ウ
コンポーネント図
誤りです。コンポーネント図は、ソフトウェアを構成する部品(コンポーネント)と、そのインタフェースや依存関係を表す構造図です。表すのはシステムの物理的・論理的な構成単位の関係で、個々のインスタンス間の関係ではありません。
- エ
ユースケース図
誤りです。ユースケース図は、アクター(利用者や外部システム)とシステムが提供するユースケース(機能)の関係を表し、システムの境界と外部から見た要求を示します。オブジェクトのインスタンス間の関係は表現しません。
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