PoE (Power over Ethernet) は、LANケーブル(イーサネットケーブル)を利用して、データ通信と同時に給電を行う技術である。無線LANアクセスポイントやIP電話機など、ネットワーク接続と電源供給を一本のケーブルで行うことで、配線の簡素化や設置場所の自由度を高めることができる。
令和7年度 春期 高度試験共通 午前I 問11
無線LANのアクセスポイントやIP電話機などに、LANケーブルを利用して給電も行う仕組みはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
PLC
誤りです。PLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)は、家庭やビルの電力線に高周波信号を重ねてデータ通信を行う技術です。電力線を通信路として使う方式です。LANケーブルでデータと電力を同時に送る仕組みは、PoEと直す必要があります。
- イ
PoE
正しいです。PoE(Power over Ethernet)はIEEE 802.3af/at/btなどで規定され、LANケーブルでデータ通信と同時に電力も送る技術です。無線LANアクセスポイントやIP電話機を、電源コンセントなしで設置できます。
- ウ
UPS
誤りです。UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)は、停電や瞬断のときに内蔵バッテリーから機器へ電力を供給し、安全に停止するまでの時間を稼ぐ装置です。LANケーブル経由の給電方式ではありません。LANケーブルで給電する仕組みはPoEです。
- エ
USB
誤りです。USBは、USBケーブルで周辺機器を接続するシリアルインタフェースです。バスパワーやUSB PDでも給電できますが、LANケーブルを使う仕組みではありません。アクセスポイントやIP電話機へLANケーブルで給電する仕組みは、PoEと直す必要があります。
分野「ネットワーク」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- OSI/TCP-IP の各層の責務と、ルーティング・名前解決・暗号通信の代表的プロトコル挙動。
- 学習の進め方
- サブネット計算は手で繰り返す。HTTP/TLS/DNS のメッセージシーケンスを図で覚えると応用が利く。
- 関連キーワード
- TCP/IPサブネットDNSHTTPTLSルーティングVLAN
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
ネットワーク の他の問題
- 高度試験共通2009年度 春期 午前I 問7サーバの種類とそれに使用されるオープンソースソフトウェアの組合せはどれか。
- 高度試験共通2009年度 春期 午前I 問12IP ネットワークにおいて、二つの LAN セグメントを、ルータを経由して接続する。ルータの各ポート及び各端末の IP アドレスを図のとおりに設定し、サブネットマスクを全ネットワーク共通で255.255.255.128 とする。ルータの各ポートのアドレス設定は正しいとした場合、I…
- 高度試験共通2009年度 春期 午前I 問13TCP/IP ネットワーク上で、メールサーバから電子メールを取り出すプロトコルはどれか。
- 高度試験共通2010年度 秋期 午前I 問13ほかのコンピュータ上にあるデータやサービスを呼び出すためのプロトコルで、メッセージ記述がXML のヘッダとボディで構成されているものはどれか。
- 高度試験共通2010年度 秋期 午前I 問28EDI を実施するための情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
他年度の「ネットワーク」問題
高度試験共通 の同じ分野を年度をまたいで演習する
- 令和6年度 秋期高度試験共通 午前I 問9800×600ピクセル、24ビットカラーで30フレーム/秒の動画像の配信に最小限必要な帯域幅はおよそ幾らか。ここで、通信時にデータ圧縮は行わないものとする。
- 令和5年度 秋期高度試験共通 午前I 問10サブネットマスクが255.255.252.0のとき, IP アドレス 172.30.123.45 のホストが属するサブネットワークのアドレスはどれか。
- 令和4年度 秋期高度試験共通 午前I 問11IPアドレスの自動設定をするためにDHCPサーバが設置されたLAN環境の説明のうち、適切なものはどれか。
- 令和3年度 秋期高度試験共通 午前I 問10TCP/IP ネットワークにおけるARPの説明として、適切なものはどれか。
- 令和2年度 10月試験高度試験共通 午前I 問11TCP, UDP のポート番号を識別し、プライベート IP アドレスとグローバル IP アドレスとの対応関係を管理することによって、プライベート IP アドレスを使用するLAN 上の複数の端末が、一つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットにアクセスする仕組みはどれか。
高度試験共通 の学習ガイド
情報処理安全確保支援士のメリット|年収・転職・登録制資格の価値
情報処理安全確保支援士(SC・登録セキスペ)取得のメリットを、年収・転職市場・業務範囲・登録制資格の側面から解説。費用対効果と登録後の維持コストもまとめます。
情報処理安全確保支援士 午後(記述式)対策|記述問題の答え方と頻出テーマ
情報処理安全確保支援士(SC)の午後は記述式(2023年秋から午後I・II統合で150分・4問中2問選択)。記述問題の答え方・頻出テーマ(インシデント対応・ゼロトラスト・クラウドセキュリティ)ごとの解答の組み立て方を紹介します。
情報処理安全確保支援士試験 出題傾向の最新分析【2026年最新】|増えた論点・捨て論点
情報処理安全確保支援士試験の直近2年の出題傾向を分析し、増加している新論点・減少している論点・捨てて良い論点を整理。学習計画の優先度付けに活用できます。
情報処理安全確保支援士試験 過去問の解き方完全ガイド|AI解説で時短する5ステップ
情報処理安全確保支援士試験の過去問を効率的に回すための5ステップを紹介。AIコパイロットを使った時短解説の取り方、復習タイミング、選択肢分析の手順までまとめました。