TLSはトランスポート層より上位で暗号化通信を提供し、IPsecはネットワーク層(第3層)、L2TPはデータリンク層(第2層)のトンネリングに対応します。OSI基本参照モデルで上位から並べると TLS → IPsec → L2TP で、C(ウ)が正解です。
令和7年度 春期 高度試験共通 午前I 問15
VPNで使用されるプロトコルである IPsec, L2TP, TLS の, OSI 基本参照モデルにおける相対的な位置関係はどれか。
各選択肢は、OSI基本参照モデルの上位層(アプリケーション層側)から下位層(物理層側)への順序を示す。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
A:IPsec → L2TP → TLS
誤りです。IPsecはネットワーク層(第3層)、L2TPはデータリンク層(第2層)で動作するため、IPsecがL2TPより上位という順序は合っています。しかし、TLSはトランスポート層より上位で動作するので、TLSが最も下位にくるこの並びは誤りです。
- イ
B:IPsec → TLS → L2TP
誤りです。TLSはTCPの上で動作し、トランスポート層より上位で暗号化を行います。一方、IPsecはIPパケットを保護するネットワーク層(第3層)のプロトコルです。そのため、IPsecをTLSより上位に置くこの順序は、両者の位置関係が逆になっています。
- ウ
C:TLS → IPsec → L2TP
正しいです。TLSはトランスポート層より上位(トランスポート層とアプリケーション層の間)で暗号化通信を提供します。IPsecはIPパケットを認証・暗号化するネットワーク層(第3層)、L2TPはPPPフレームをトンネリングするデータリンク層(第2層)のプロトコルです。上位から並べるとTLS → IPsec → L2TPになります。
- エ
D:TLS → L2TP → IPsec
誤りです。TLSを最上位に置いている点は正しいですが、L2TPとIPsecの順序が逆です。L2TPはレイヤ2のフレームをトンネリングするデータリンク層(第2層)のプロトコルで、ネットワーク層(第3層)のIPsecより下位に位置します。
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- 何が問われるか
- OSI/TCP-IP の各層の責務と、ルーティング・名前解決・暗号通信の代表的プロトコル挙動。
- 学習の進め方
- サブネット計算は手で繰り返す。HTTP/TLS/DNS のメッセージシーケンスを図で覚えると応用が利く。
- 関連キーワード
- TCP/IPサブネットDNSHTTPTLSルーティングVLAN
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