NISTサイバーセキュリティフレームワーク (CSF) 2.0のコアは、サイバーセキュリティリスク管理のための6つの機能で構成されています。従来の5つの機能(IDENTIFY, PROTECT, DETECT, RESPOND, RECOVER)に加えて、バージョン2.0で新たに「GOVERN(統治)」が追加されました。
令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士 午前II 問12
NIST “サイバーセキュリティフレームワーク (CSF) 2.0” のコアには、機能が六つある。IDENTIFY, PROTECT, DETECT, RESPOND, RECOVERと、あと一つはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- ア
CONTROL
誤りです。CONTROLはCSF 2.0のコアの機能ではありません。CSF 2.0の機能は、GOVERN、IDENTIFY、PROTECT、DETECT、RESPOND、RECOVERの六つです。個々の対策(コントロール)は機能の名前ではなく、カテゴリやサブカテゴリに対応づけて扱われます。
- イ
DIRECT
誤りです。DIRECTはCSF 2.0のコアの機能ではありません。組織の方針・役割・責任・監督を示す機能として2.0で追加されたのはGOVERN(GV)です。指示や統制にあたる内容は、GOVERNの中の「方針」「監督」「役割・責任・権限」などのカテゴリで扱われます。
- ウ
GOVERN
正しいです。2024年2月26日に公開されたNIST CSF 2.0では、従来の五つの機能に加えてGOVERN(GV)が新設されました。GOVERNは、組織のサイバーセキュリティリスク管理の戦略・期待・方針が確立され、伝達され、監視されている状態を目指す機能です。他の五つの機能をどう実施するかを方向づけるため、機能の輪の中心に置かれています。
- エ
MANAGE
誤りです。MANAGEはCSF 2.0のコアの機能ではありません。「リスクを管理する」という表現はフレームワーク全体の目的に使われますが、六つの機能の一つとして追加されたのはGOVERNです。MANAGEという名前の機能は定義されていません。
分野「セキュリティ管理」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
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