バイオメトリクス認証システムにおけるFRR(本人拒否率、False Rejection Rate)とFAR(他人受入率、False Acceptance Rate)の関係はトレードオフの関係にあります。FRRは、本来本人であるにも関わらず誤って認証されない確率です。FARは、本来他人であるにも関わらず誤って認証されてしまう確率です。判定しきい値とは、本人と判定するための厳しさの基準です。FRRを減少させる、つまり認証をもっと厳しくしないようにすると、誤って認証されないようにする基準が緩くなるため、他人を誤って認証してしまうFARが増大します。逆に、FRRを増大させると(認証を厳しくすると)、FARは減少します。選択肢アは独立しているという点で誤りです。選択肢イはFRR減少でFARも減少するという逆の関係を示しており誤りです。選択肢エはFRR増大でFARも増大するという誤った関係を示しています。したがって、FRRを減少させるとFARは増大する、という選択肢ウが正解です。
情報セキュリティマネジメント2018年度 春期午前問 22
2018年度 春期 情報セキュリティマネジメント 午前 問22
難度
標準
バイオメトリクス認証システムの判定しきい値を変化させるとき, FRR(本人拒否率)とFAR(他人受入率)との関係はどれか。
選択肢
アFRRとFAR は独立している。
イFRRを減少させると, FARは減少する。
ウFRRを減少させると, FAR は増大する。
エFRRを増大させると, FARは増大する。
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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