スライディングプレートは前歯の反対咬合時に上顎前歯を唇側へ誘導し、下顎の前方偏位を減らす一時的な装置である。過蓋咬合、上顎前歯の舌側傾斜、および反対咬合の接触に伴う下顎前歯部の歯肉退縮を防ぐ。
第119回(2026年実施) 歯科医師 問題D 問78
難度
標準
78
7 歳の女児。前歯の咬み合わせが悪いことを主訴として来院した。機能性下顎前
突と診断し、リンガルアーチ装着までの予防的な管理としてスライディングプレー
トを使用することとした。初診時の顔面写真(別冊No. 25A)と口腔内写真(別冊
No. 25B)を別に示す。
防止できるのはどれか。3 つ選べ。
選択肢
正解は3つあります。3つ選ぶと採点します(選択中 0/3)
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各選択肢の解説
- a
過蓋咬合
正しい。下顎が前方へ滑る異常な咬合を是正し、前歯の過蓋咬合を防ぐ。
- b
舌突出癖
舌突出癖は舌の機能習癖であり、スライディングプレートによる歯の誘導では直接防止できない。
- c
上顎前歯の舌側傾斜
正しい。上顎前歯の唇側誘導により舌側傾斜の進行を防ぐ。
- d
下顎前歯部の歯肉退縮
正しい。反対咬合による下顎前歯唇側歯肉への外傷性負担を軽減する。
- e
上顎歯列正中線の偏位
装置は前歯の前後的誘導を目的とし、上顎歯列正中線の偏位を直接防止しない。
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解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第119回歯科医師国家試験』問題D 問78(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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