正解は(3)。
令和7年度 関西広域連合 登録販売者 学科 問22
かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。
a 葛根湯は、体力虚弱で、神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる。
b 柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。
c 小青竜湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされる。
d 半夏厚朴湯は、体力中等度で、ときに脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
展開閉じる
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
詳細Layer 2展開閉じる
かぜに用いる漢方処方製剤の適応(体力・症状)の記述を見分ける。aは香蘇散、dは小柴胡湯の説明に入れ替わっており、柴胡桂枝湯と小青竜湯の記述が正しい。
補足Layer 3展開閉じる
- a(誤):記述は香蘇散の説明である。葛根湯は体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。
- b(正):柴胡桂枝湯は手引きのとおり、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。
- c(正):小青竜湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされ、手引きの記載と一致する。
- d(誤):記述は小柴胡湯の説明である。半夏厚朴湯は体力中等度をめやすとして、気分がふさいで咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳などに適すとされる。
各選択肢の解説
- (1)
a、b
誤った組合せ。aは誤り:記述は香蘇散の説明である。葛根湯は体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。また、cは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (2)
a、c
誤った組合せ。aは誤り:記述は香蘇散の説明である。葛根湯は体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。また、bは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (3)
b、c
正しい組合せ。bは正しい:柴胡桂枝湯は手引きのとおり、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱・寒気・頭痛・吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされる。cは正しい:小青竜湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされ、手引きの記載と一致する。
- (4)
b、d
誤った組合せ。dは誤り:記述は小柴胡湯の説明である。半夏厚朴湯は体力中等度をめやすとして、気分がふさいで咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳などに適すとされる。また、cは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
- (5)
c、d
誤った組合せ。dは誤り:記述は小柴胡湯の説明である。半夏厚朴湯は体力中等度をめやすとして、気分がふさいで咽喉・食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気などを伴う不安神経症、神経性胃炎、つわり、咳などに適すとされる。また、bは正しいものだが、この組合せに含まれていない。
分野「主な医薬品とその作用」の学習ポイント
この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり
- 何が問われるか
- 本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
- 学習の進め方
- 正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
- 関連キーワード
- かぜの漢方処方製剤
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
主な医薬品とその作用 の他の問題
- 登録販売者令和7年度 関西広域連合 学科 問21かぜ(感冒)及びかぜ薬(総合感冒薬)に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。 a 上気道の急性炎症であるかぜは、単一の疾患であり、予後は良好である。 b かぜによく似た症状の疾患は、喘息、肺結核、関節リウマチなど多数ある。 c インフルエンザ(流行性感冒)は、細菌の呼吸…
- 登録販売者令和7年度 関西広域連合 学科 問2335歳男性が、かぜの症状があるため、次の成分の一般用医薬品のかぜ薬を購入する目的で店舗を訪れた。この男性に対する登録販売者の説明の正誤について、正しい組合せを選べ。 3錠中: | 成分 | 分量 | | --- | --- | | ブロムヘキシン塩酸塩 | 4mg | | デキ…
- 登録販売者令和7年度 関西広域連合 学科 問24化学的に合成された解熱鎮痛成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを選べ。なお、同じアルファベットの( )の中には、同じ字句が入る。 解熱に関しては、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生( a )作用のほか、腎臓における水分の再吸収を促して循環…
- 登録販売者令和7年度 関西広域連合 学科 問25かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤のうち、マオウを含むものの組合せを選べ。 a 葛根湯 b 小柴胡湯 c 小青竜湯 d 麦門冬湯
- 登録販売者令和7年度 関西広域連合 学科 問26次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを選べ。 体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされる。
登録販売者 の学習ガイド
モバイル片手演習でIPA試験の隙間時間を稼ぐ|通勤・昼休み・待ち時間の活用
IPA試験対策をモバイル片手で進めるための具体的な工夫を解説。通勤電車・昼休み・待ち時間で 1 日 30 分を稼ぐためのアプリ設定・演習ルーティンを紹介します。
過去問の誤答ふりかえり3ステップ|浅い見直しで時間を捨てないために
過去問演習で誤答した時に『なぜ間違えたか』を 3 ステップで構造化して見直す手順を解説。原因分類・対策メモ・類題演習で、同じミスを 2 回しない学習設計を紹介します。
過去問演習を分散学習で最適化する|エビングハウスとライトナーシステムの実践
分散学習(spaced repetition)の理論を、IPA過去問演習に落とし込む実践手順を解説。ライトナーシステムの活用、復習タイミングの設計、過去問AIでの自動化方法を紹介します。
AI学習ツールと予備校・通信講座の使い分け|IPA試験の最適な組み合わせ
IPA試験対策はAIツール一択ではなく、予備校・通信講座との使い分けが鍵。それぞれの強み・弱みと、組み合わせるべき学習者のタイプ別パターンを解説します。