正解は2と3です。
令和8年度 薬剤師 薬学理論問題 問124
図は、我が国のリスク要因別の関連死亡者数(2019 年)の上位1 位から5 位を示したものである。各リスク要因A~Eと、それに起因する疾患の予防対策に関する記述として正しいのはどれか。2つ選べ。
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白書の元データでは、関連死亡者数の上位5要因はA=高血圧、B=喫煙、C=高血糖、D=高LDLコレステロール、E=過体重・肥満です。図でもBは悪性新生物と呼吸器系疾患、Cは糖尿病を含む内訳を示しています。Bに対する禁煙・受動喫煙防止、Cに対する総エネルギー摂取量の適正化・身体活動の習慣化が、要因と予防対策の対応として正しい組合せです。
各選択肢の解説
- 1
Aは運動不足であり、疾患の予防には身体活動の習慣化が有効である。
誤り。Aは運動不足ではありません。Aは死亡者数が最も多く、循環器疾患と慢性腎臓病が主体であり、高血圧に当たります。
- 2
Bは喫煙であり、疾患の予防には禁煙及び受動喫煙の防止が有効である。
正しい。Bは悪性新生物と呼吸器系疾患が多く、喫煙に当たります。予防には禁煙と受動喫煙の防止が有効です。
- 3
Cは高血糖であり、疾患の予防には総エネルギー摂取量の適正化と身体活動の習慣化が有効である。
正しい。Cは糖尿病を含み、高血糖に当たります。予防には総エネルギー摂取量の適正化と身体活動の習慣化が有効です。
- 4
Dは高血圧であり、疾患の予防には塩分の過剰摂取を控えることが有効である。
誤り。Dは高LDLコレステロールで、元データの関連死亡者数は75.8千人です。高血圧は196.4千人のAに当たります。減塩という予防対策の是非以前に、Dを高血圧とする対応が誤っています。
- 5
Eはアルコール摂取であり、疾患の予防には節酒・断酒が有効である。
誤り。Eは過体重・肥満で、元データの関連死亡者数は51.8千人です。アルコール摂取は41.6千人で上位5要因に入りません。節酒・断酒の是非以前に、Eをアルコール摂取とする対応が誤っています。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験」理論問題 問124(原問・最終正答)。
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