IPA試験のCBT化はいつから?
IPA 情報処理技術者試験は、近年 CBT(Computer Based Testing)への移行が進んでいます。本記事では、CBT 化の現状・PBT との違い・対策の変化を整理します。
CBT 化の進捗
2026 年時点で CBT 化されている主な区分は次の通りです。
- ITパスポート(通年実施)
- 情報セキュリティマネジメント(通年実施)
- 基本情報技術者(通年実施)
応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験も、IPA が 令和 8 年度(2026 年度)に実施する試験から CBT 方式へ移行する予定 を公表しています(IPA 公式:応用情報・高度試験・支援士の CBT 方式での実施について)。これにより、IP・SG・FE に続いてほぼ全区分が CBT 化へ向かいます。
応用情報・高度試験の CBT 移行で変わること
- 試験時間は変わりません。IPA は「各試験時間に変更はありません」と明記しており、150 分・50 分などの長さはそのままです。
- 名称が変わります:午前試験 → 科目 A 試験、午後試験 → 科目 B 試験。高度試験は午前 I → 科目 A-1(50 分)、午前 II → 科目 A-2(40 分)、午後 I → 科目 B-1(90 分)、午後 II → 科目 B-2(120 分)に呼び方が変わります。
- 実施方法が変わります:春期(4 月)・秋期(10 月)の一斉実施をやめ、一定期間内の複数日に実施し、受験者が予約枠から日時を選ぶ方式になる予定です。固定の試験時間割(全国一斉の開始時刻)から、自分で日時を選ぶスタイルへ変わります。
- 科目どうしの間に 10 分程度の休憩 を設ける予定とされています。
移行はまだ「予定」段階で、対象区分・日程・申込方法は変わり得ます。受験する年度の正式な実施方式と時間割は、必ず IPA 公式サイトで確認してください。
CBT のメリット
- 通年で受験可能(年 2 回の限定受験から脱却)
- 結果がその場で判明(ITパスポートなど)
- 試験会場が全国に分散
- 紙のページ捲りが不要で操作が高速
CBT のデメリット
- メモを取るのが PBT より不便
- 設問を行ったり来たりするのに時間がかかる
- 画面のレイアウトに慣れる必要がある
特に、CBT 化された区分では「過去問の見せ方」が PBT と変わることがあるため、本試験前に CBT 形式の体験版で操作感を掴んでおくのが推奨されます。
対策の変化
CBT では次の対策が PBT より重要になります。
- 画面で読む読解力を鍛える(PDF を画面で読む習慣をつける)
- キーボードショートカットを覚える
- 模試は CBT 形式で受ける
- メモは脳内で整理する練習をする
過去問AI は完全 Web ベースで、CBT 形式に近い操作感で過去問を解けるため、CBT 対策にも適しています。
CBT 受験の当日の流れ
- 試験会場(テストセンター)に予約時間の 30 分前到着
- 本人確認・荷物預け
- 試験用 PC で受験(受験前にチュートリアル)
- 試験終了後、ITパスポートなどはその場でスコアレポート発行
会場ごとに微妙にルールが違うため、初回受験は事前に会場確認をしておくと安心です。受付から試験終了までの当日の流れを順を追って知りたい場合は CBT試験 当日の流れガイド を参照してください。
過去問AI の CBT 対策機能
過去問AI では、Web ブラウザで過去問を解くため、自然に CBT 形式の操作感に慣れられます。モバイルでもデスクトップでも、本試験会場の画面サイズに近い形で演習可能です。
ITパスポート 過去問・基本情報技術者 過去問 から、CBT 対策を始めましょう。
よくある質問
Q. 応用情報や高度試験もCBTになりますか? IPA は、応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験を 令和 8 年度(2026 年度)に実施する試験から CBT 方式へ移行する予定 と公表しています。試験時間に変更はなく、午前試験は科目 A 試験、午後試験は科目 B 試験へ名称が変わります。CBT 化が先行して完了しているのは ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者の 3 区分です。移行はまだ「予定」段階で日程や申込方法は変わり得るため、受験年度の正式な実施方式は IPA 公式サイトで必ず確認してください。
Q. CBT化された試験はいつでも受けられますか? ITパスポート・情報セキュリティマネジメント・基本情報技術者は通年実施で、全国に分散したテストセンターから日時を予約して受験します。年 2 回の限定受験だった頃と違い、自分の学習進度に合わせて受験日を選べるのが大きな利点です。
Q. CBTとPBTで対策は変わりますか? 基本的な知識対策は同じですが、CBT では画面で読む読解力・設問を行き来する操作・画面レイアウトへの慣れが追加で必要になります。本試験前に CBT 形式に近い環境で演習し、操作感を掴んでおくとリズムを崩しません。
Q. CBT形式に慣れるにはどうすればよいですか? 過去問AI は完全 Web ベースで、本試験会場の画面に近い操作感で過去問を解けます。基本情報技術者 過去問 や ITパスポート 過去問 を画面で読み解く習慣をつけ、詰まった問題は AI コパイロットにその場で質問すると、調べ物の時間を抑えながら CBT に慣れられます。
まとめ
- CBT 化は IP / SG / FE で完了済み
- 応用情報・高度試験・支援士は令和 8 年度から CBT へ移行予定(試験時間は変わらず・名称は科目 A/科目 B に)
- CBT は通年実施・全国分散などメリット大
- メモ取りや画面読解の練習が必須
- 過去問AI は CBT 形式の操作感で演習可能
CBT 化された試験は事前の操作慣れが鍵になります。