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2024年5月試験 実技 問30

法令基準日 2023-10-01

問題

下記<資料>は、小田さん夫婦(孝義さんと真由利さん)の預金保険制度の対象となるYQ銀行の国内支店における金融資産(時価)である。下記<資料>に基づくYQ銀行が破綻した場合の預金保険制度によって保護される金融資産の額に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる数値を解答欄に記入しなさい。なお、預金の利息等の記載のない事項については一切考慮しないものとする。 <資料> 孝義さん 真由利さん 普通預金 30万円 10万円 定期預金(固定金利) 50万円 - 定期預金(変動金利) - 60万円 外貨預金 - 40万円 投資信託 60万円 - 学資保険(満期保険金の額) 400万円 - ※孝義さんおよび真由利さんはともに、YQ銀行からの借入れはない。 ※普通預金は決済用預金ではない。 ・ 孝義さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( ア )万円である。 ・ 真由利さんの金融資産のうち、預金保険制度によって保護される金額は( イ )万円である。

この問題で使う共通設例

同じ大問の前ページにある家族・資産などの条件です。原典PDF 26・27ページ。

【第9問】下記の(問29)~(問34)について解答しなさい。 <設例> 小田孝義さんは、民間企業に勤務する会社員である。孝義さんと妻の真由利さんは、今後の資産形 成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある東さんに相談をした。なお、下記のデータ はいずれも2024年4月1日現在のものである。 [家族構成] 氏名 続柄 生年月日 年齢 備考 小田 孝義 本人 1983年12月 1日 40歳 会社員(正社員) 真由利 妻 1986年 4月30日 37歳 パートタイマー 菜々美 長女 2017年 6月 3日 6歳 小学生 大雅 長男 2020年10月 3日 3歳 保育園児 [収入金額(2023年)] 孝義さん :給与収入540万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 真由利さん:給与収入100万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。 [金融資産(時価)] 孝義さん名義 銀行預金(普通預金):140万円 銀行預金(定期預金):280万円 上場株式 :140万円 投資信託 : 60万円 企業型確定拠出年金 :120万円 真由利さん名義 銀行預金(普通預金): 40万円 銀行預金(定期預金): 60万円 銀行預金(外貨預金): 40万円 投資信託 :120万円 個人型確定拠出年金 : 30万円 [住宅ローン] 契約者 :孝義さん 借入先 :YX銀行 借入時期:2016年6月(居住開始時期:2016年6月) 借入金額:3,200万円 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし) 金利 :全期間固定金利型(年1.3%) 返済期間:30年間 [保険] ・ 定期保険特約付終身保険A:保険金額(終身保険部分)500万円、(定期保険部分)2,800 万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は孝義さん、 保険金受取人は真由利さんである。 ・ 火災保険B:保険金額2,000万円。地震保険付帯。保険の目的は自宅建物。保険契約者 (保険料負担者)および保険金受取人は孝義さんである。 ・ 学資保険C:満期保険金200万円。保険契約者(保険料負担者)および保険金受取人は孝 義さん、被保険者は菜々美さんである。18歳満期。 ・ 学資保険D:満期保険金200万円。保険契約者(保険料負担者)および保険金受取人は孝 義さん、被保険者は大雅さんである。18歳満期。 [その他] 上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。

2024年5月試験 実技 問30 の共通設例の図表(原典PDF 26ページ)
図表・資料の画像を見る

図表と資料の配置を原典の該当部分から表示しています。問題文は上のテキストで読めます。

2024年5月試験 実技 問30 の図表(原典PDF 29ページ)
公式模範解答を見る

(ア)80(万円) (イ)70(万円)

表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。

解き方・判断の根拠

預金保険制度で保護される範囲は、預金の種類によって次のとおり分かれる。①決済用預金(無利息・要求払い・決済サービスを提供できるもの)は全額保護される。②それ以外の一般預金等(利息の付く普通預金、定期預金など)は、1金融機関ごと・預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等が保護される。③外貨預金は保護の対象外。預金ではない投資信託や保険商品も対象外である。今回の資料では、※書きにより普通預金は決済用預金ではない。したがって、普通預金は②の一般預金等として1,000万円の上限の中で保護される。定期預金は固定金利型でも変動金利型でも円建ての一般預金等なので、どちらも保護の対象になる。学資保険は銀行の窓口で加入していても保険商品であり預金ではないので、預金保険制度の対象外。投資信託も預金ではないので対象外。外貨預金は制度上対象外。(ア)孝義さん:普通預金30万円+定期預金(固定金利)50万円=80万円。上限の1,000万円以内なので全額が保護される。投資信託60万円と学資保険400万円は対象外。答えは80万円。(イ)真由利さん:普通預金10万円+定期預金(変動金利)60万円=70万円。上限の1,000万円以内なので全額が保護される。外貨預金40万円は対象外。答えは70万円。なお、問題の指示により利息等は考慮しない。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年5月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。