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2024年5月試験 実技 問7

法令基準日 2023-10-01

問題

建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建てる場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度を計算しなさい。なお、記載のない事項は一切考慮しないものとする。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。 <資料> 幅員 5m市道 第一種住居地域 指定建蔽率 60% 指定容積率 300% ※前面道路の幅員に対する 法定乗数 4/10 (130m2) 幅員4m市道 13m 10m

図表・資料の画像を見る

図表と資料の配置を原典の該当部分から表示しています。問題文は上のテキストで読めます。

2024年5月試験 実技 問7 の図表(原典PDF 6ページ)
公式模範解答を見る

260(㎡)

表記・単位・複数空欄の組合せは公式模範解答に合わせています。配点は協会非公表です。

解き方・判断の根拠

【結論】延べ面積の最高限度は260㎡です(公式模範解答どおり)。 【前提】法令は2023年10月1日時点の建築基準法で判断します。問題文に「記載のない事項は一切考慮しない」とあるため、次のものは考えません。 ・特定道路による容積率の緩和 ・地区計画 ・用途地域が異なる地域にまたがる場合の按分 ・セットバック 資料では、敷地(130㎡)の周りに「幅員5m市道」と「幅員4m市道」が描かれています。敷地は両方の道路に接していると読み取れます。公式解答の260㎡も、5m市道を前面道路とする計算と一致します。敷地が4m市道だけに接しているなら、4m×4/10=160%、130㎡×160%=208㎡となり、公式解答と合いません。 【考え方】 ① 前面道路の幅員による容積率の制限は、前面道路の幅員が12m未満の場合に適用されます(建築基準法52条2項)。前面道路が2つ以上あるときは、幅員が最も広い道路を使います。本問では5m市道を使い、5mは12m未満なので制限が適用されます。 ② 前面道路の幅員による容積率=5m×4/10=20/10(200%)です。 ③ 指定容積率300%と②の200%を比べ、小さい方の200%が適用されます。 ④ 延べ面積の最高限度=敷地面積130㎡×200%=260㎡です。割り切れるため、端数処理はありません。 【注意】指定建蔽率60%は建築面積の上限を求めるときに使う値です。延べ面積(床面積の合計)の計算には使いません。参考までに、建築面積の上限は130㎡×60%=78㎡です。また、資料の13m・10mは敷地の辺の長さですが、延べ面積の計算には敷地面積130㎡をそのまま使います。

出典:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定 実技試験(資産設計提案業務)2024年5月試験。改行・空白を整え、図表がある設問では原典の該当箇所を画像で併記。