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第二種電気主任技術者令和8年度 一次試験法規問 2(3)

令和8年度 一次試験 第二種電気主任技術者 法規 問2(3)

難度標準

法令基準日: 2026-04-01(この日の制度で解答)

次の文章は,「発電用風力設備に関する技術基準を定める省令」及び「発電用風力設備の技術基準の解釈」に基づく,取扱者以外に対する侵入防止措置,風車の構造及び風車の安全な状態の確保に関する記述である。文中の[ ]に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

a)小規模発電設備以外の発電用風力設備を設置する場所には,当該場所に取扱者以外の者が立ち入らないように,次のいずれかにより措置を講じること。ただし,土地又は水域の状況により人が立ち入るおそれがない箇所については,この限りではない。

① 発電用風力設備周辺にさく,へいを設け,かつ,その出入口に[(1)]を表示するとともに,[(2)]その他適当な装置を施設すること。

② 風車を支持する工作物の出入口に[(1)]を表示するとともに,[(2)]その他適当な装置を施設すること。

b)風車は,風圧に対して構造上安全であるように施設しなければならない。この場合の「風圧」とは,発電用風力設備を設置する場所の風車ハブ高さにおける現地風条件(通常風,極値風及び三方向(主方向,横方向,上方向)の乱流を含む。)による風圧が考慮されたものであって,次に掲げるものを含むものをいう。

① 風車の受風面の[(3)]が最大の状態における最大風圧

② 風速及び風向の時間的変化による風圧

c)最高部の地表からの高さが二十メートルを超える発電用風力設備には,周囲の状況によって雷撃が風車を損傷するおそれがない場合を除き,雷撃から風車を保護するような措置を講じなければならない。この場合の「雷撃から風車を保護するような措置」に関し,図のA線で囲まれた地域においては,次に定める要件を満たすこと。

① 風車への雷撃の電荷量を600クーロン以上と想定して設計すること。

② 雷撃から風車を保護する効果が高く,かつ,容易に脱落しない適切な[(4)]を風車へ取付けること。

③ 雷撃によって生ずる電流を風車に損傷を与えることなく安全に地中に流すことができる引下げ導体等を施設すること。

④ 風車への雷撃があった場合に直ちに風車を停止することができるように,[(5)]等を施設すること。

【図】日本地図上に太線の「A線」で囲まれた地域が示されている(北海道西部から東北・北陸・山陰を経て九州北部に至る日本海側沿岸を,佐渡・隠岐・対馬等の島しょを含めて帯状に囲む)。図は「発電用風力設備の技術基準の解釈」より引用。

空欄(3)に当てはまる最も適切なものを解答群の中から選べ。

問2の図表1

選択肢

解説

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成

展開
結論Layer 1

解釈第4条第1項第一号は「風車の受風面の垂直投影面積が最大の状態における最大風圧」を風圧に含めると定める。風を受ける面を風向に垂直な面へ投影した面積が最大となる状態で評価する。

詳細Layer 2
展開

よって,空欄(3)の正答は(ニ)「垂直投影面積」である。

各選択肢の解説

(イ)

取扱者の連絡先

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「取扱者の連絡先」は表示内容の一種である。

(ロ)

スイープ面積

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。スイープ面積は回転面の面積だが,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。

(ハ)

警報装置

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「警報装置」は異常を知らせる装置である。

(ニ)

垂直投影面積

正しい。解釈第4条第1項第一号は「風車の受風面の垂直投影面積が最大の状態における最大風圧」を風圧に含めると定める。風を受ける面を風向に垂直な面へ投影した面積が最大となる状態で評価する。

(ホ)

振動センサー

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「振動センサー」は振動を検出する装置である。

(ヘ)

昇塔を禁止する旨

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「昇塔を禁止する旨」は表示内容の一種である。

(ト)

過電流保護装置

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「過電流保護装置」は電気回路の過電流を遮断する装置である。

(チ)

避雷針

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「避雷針」は一般的な受雷設備の名称である。

(リ)

施錠装置

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「施錠装置」は出入口を施錠する装置で,空欄(2)の正答である。

(ヌ)

レセプター

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「レセプター」はブレード等に設ける受雷部で,空欄(4)の正答である。

(ル)

立入りを禁止する旨

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「立入りを禁止する旨」は表示内容で,空欄(1)の正答である。

(ヲ)

防犯カメラ

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「防犯カメラ」は監視用の撮影装置である。

(ワ)

落雷検出装置

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「落雷検出装置」は風車への落雷を検出する装置で,空欄(5)の正答である。

(カ)

実効面積

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」で,「実効面積」ではない。

(ヨ)

サージ保護装置

誤り。空欄(3)に入るのは,最大風圧を考えるときに最大となる受風面の量で,解釈第4条第1項第一号の文言は「垂直投影面積」である。「サージ保護装置」は電気回路を雷サージから保護する装置である。

この解説は?
AI生成

解説は公式の問題文・公式解答を基に作成しています。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:令和8年度第二種電気主任技術者一次試験法規科目A問題問2(3)。問題文を空欄ごとの設問に分けて整形し,図を文字でも説明(改変あり)。

検証プロセス・誤り報告フローは 運営透明性レポートで公開しています。

分野「法規」の学習ポイント

この問題の理解を「分野全体の力」に広げるための足がかり

何が問われるか
本問の分野で問われる代表的な知識・用語の整理。
学習の進め方
正解/誤答の選択肢ごとに「なぜ正しい / なぜ違うのか」を1行ずつ言語化すると定着する。
関連キーワード
法規発電用風力設備
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