誤りは(5)です。
2025年10月公表問題 第一種衛生管理者 学科 問40
血液に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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ABO式血液型は赤血球表面のA抗原・B抗原による分類で、白血球による分類ではありません。A型の血清が抗B抗体を持つという後半は正しい内容です。赤血球は骨髄で作られ、寿命は約120日で、血液中で占める容積比をヘマトクリットと呼びます。好中球は細菌などを貪食し、リンパ球はT細胞・B細胞などとして免疫に関わります。一つの選択肢の前半と後半を別々に確認すると、血清抗体の正しい記述に引きずられて分類対象の誤りを見落とさずに済みます。
各選択肢の解説
- (1)
赤血球は、骨髄で産生され、寿命は約120日で、血球の中で最も多い。
赤血球は骨髄の造血幹細胞から作られ、寿命は約120日であり、血液の細胞成分(血球)の中で最も数が多い。
- (2)
血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は低くなる。
ヘマトクリット値は血液全体に占める赤血球の容積割合を示す指標であり、赤血球が減少する貧血状態ではこの値が低下する。
- (3)
好中球は、白血球の約60%を占め、偽足を出してアメーバ様運動を行い、体内に侵入してきた細菌などを貪食する。
好中球は白血球の中で最も割合が高く、アメーバ様運動で組織内を移動し、体内に侵入した細菌などの異物を貪食して感染を防ぐ役割を持つ。
- (4)
リンパ球は、白血球の約30%を占め、Tリンパ球、Bリンパ球などの種類があり、免疫反応に関与している。
リンパ球は白血球の成分の一部であり、T細胞やB細胞などの種類が存在し、ウイルス感染細胞の排除や抗体産生といった免疫反応を担う。
- (5)
ABO式血液型は、白血球による血液型分類の一つで、A型血液の血清は抗B抗体をもつ。
ABO式血液型は赤血球の表面にある抗原に基づく分類であり、白血球による分類ではない。なお、A型の血清が抗B抗体を持つという後半の記述は正しい。
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