中核症状(記憶障害・見当識障害・遂行機能障害・失行など)と、BPSD(本人の心理や環境の影響で生じる行動・心理面の症状)を区別できるかを問う問題。利用中に出口を探して歩き回るのは徘徊などの行動症状にあたり、3が正答。
令和7年度 介護福祉士 学科 問83
次の記述のうち,認知症(dementia)の行動・心理症状(BPSD)に該当するものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
各選択肢の解説
- 1
10分前に施設職員が挨拶しに来たことを,覚えていない。
少し前の出来事を覚えていないのは、脳の器質的変化から直接起こる記憶障害(近時記憶の障害)である。中核症状に分類され、BPSDではない。
- 2
病院にいるのに,自宅にいると思っている。
病院にいるのに自宅にいると思うのは、場所の見当識障害である。脳の障害から直接起こる中核症状であり、BPSDには当たらない。
- 3
通所介護(デイサービス)を利用中に,出口を探して歩き回る。
不安や「帰りたい」という思い、慣れない環境などが引き金となり、出口を探して歩き回るのは行動症状(徘徊・帰宅願望)である。BPSDの代表例として適切である。
- 4
薬を処方されても,服薬管理ができない。
処方どおりに服薬を管理できないのは、計画を立てて段取りよく実行する力が落ちる遂行機能障害や記憶障害によるものである。中核症状に分類される。
- 5
入浴を促すと,湯につかるだけで出てくる。
湯につかるだけで身体を洗わずに出てくるのは、入浴の一連の手順を組み立てられない遂行機能障害や失行によるものと考えられる。中核症状であり、BPSDではない。
出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター 第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験 問題83。解説は過去問AIが独自に作成したもので、公益財団法人社会福祉振興・試験センターとは関係ありません。
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