イが正解です。フェールセーフ(failsafe)とは、システムに異常が発生した場合でも、危険な状態にならないように設計する考え方です。交通管制システムにおいて、故障時に信号機が赤色になるのは、車両の衝突といった重大な事故を防ぐための、安全側に倒す設計と言えます。アは、物理的な誤接続を防ぐことで機器の破損を防ぐもので、フェールセーフとは少し異なります。ウは、冗長化(じょうちょうか:同じ機能を複数用意すること)による可用性(かようせい:システムが利用可能な状態であること)の向上であり、故障発生時の機能維持が目的で、必ずしも安全側とは限りません。エは、RAID1(レイドワン)はディスクのミラーリング(mirroring:同じデータを二重に記録すること)で信頼性を高めますが、これも可用性向上策であり、異常発生時の安全対策というフェールセーフの趣旨とは異なります。
ネットワークスペシャリスト令和1年度 春期午前I問 16
令和1年度 春期 ネットワークスペシャリスト 午前I 問16
難度
標準
フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。
選択肢
ア乾電池のプラスとマイナスを逆にすると、乾電池が装填できないようにする。
イ交通管制システムが故障したときには、信号機に赤色が点灯するようにする。
ウネットワークカードのコントローラを二重化しておき、片方のコントローラが故障しても運用できるようにする。
エハードディスクに RAID1を採用して、MTBF で示される信頼性が向上するようにする。
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