歯周基本治療後に前歯・小臼歯部の審美障害と歯肉退縮が残り、角化歯肉が狭いため、結合組織移植術による根面被覆が適する。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題A 問64
64 41 歳の女性。上顎左側前歯と小臼歯部の審美不良を主訴として来院した。6 か
月前から気付いていたがそのままにしていたという。角化歯肉の幅は上顎左側犬歯
において1 mm 程度である。歯周基本治療後の再評価時の口腔内写真(別冊No. 19
A)とエックス線画像(別冊No. 19B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に
示す。
唇 側*
3
2
3
3
2
3
3
2
③
歯 種
2
3
4
口蓋側*
3
2
3
3
2
3
3
2
3
動揺度**
0
0
0
*
:プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**
:Miller の判定基準
適切な治療法はどれか。1 つ選べ。
選択肢
解説
解説本文
展開閉じる
解説
解説本文
各選択肢の解説
- a
結合組織移植術
結合組織移植で歯肉厚みと根面被覆を得て審美性を改善する。
- b
歯肉剝離搔爬術
歯肉剝離搔爬術は歯周ポケットの処置であり、浅いポケットと退縮の審美的改善に合わない。
- c
遊離歯肉移植術
遊離歯肉移植は角化歯肉幅の増大には有用だが、色調の調和と根面被覆を要する本例では結合組織移植がよい。
- d
両側乳頭弁移動術
両側乳頭弁移動術は本例の広がり・角化歯肉の条件に対する第一選択ではない。
- e
歯肉弁根尖側移動術
歯肉弁根尖側移動は歯肉をさらに根尖側に移し、根面露出の改善にならない。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題A 問64(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
歯科保存学 の他の問題
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問1111 急性化膿性根尖性歯周炎骨内期(第2 期)の根管治療の目的はどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問2424 コンポジットレジン修復を行うこととした。窩洞形成前後の口腔内写真(別冊 No. 5)を別に示す。 窩洞形成で配慮した事項はどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問2626 直接覆髄法と生活断髄法で共通して行うのはどれか。2 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問3232 下顎左側第一大臼歯の口腔内写真(別冊No. 8A)とエックス線画像(別冊No. 8B) を別に示す。 治療方針で適切なのはどれか。2 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問3535 歯髄疾患・根尖性歯周疾患の治療に必要な診療情報と検査の組合せで正しいのは どれか。4 つ選べ。
他年度の「歯科保存学」問題
歯科医師 の同じ分野を年度をまたいで演習する

