1歳児の外傷歴のない乳前歯動揺で、画像には歯根吸収を伴わない早期脱落が示される。歯周組織障害を来す先天性好中球減少症と、セメント質形成障害により歯根吸収なく乳歯が脱落する低ホスファターゼ症を鑑別する。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題D 問41
難度
やや難
41
1 歳の男児。下顎乳前歯の動揺を主訴として来院した。患児に口腔外傷の既往は
なく、保護者によるブラッシング時に気付いたという。初診時の口腔内写真(別冊
No. 15A)とエックス線画像(別冊No. 15B)を別に示す。
疑われるのはどれか。2 つ選べ。
選択肢
正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)
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各選択肢の解説
- a
軟骨無形成症
軟骨無形成症は骨成長障害が中心で、乳前歯の歯根吸収のない早期脱落の代表原因ではない。
- b
鎖骨頭蓋骨異形成症
鎖骨頭蓋骨異形成症は永久歯の萌出遅延・過剰歯が特徴で、本例の乳前歯動揺とは合わない。
- c
先天性好中球減少症
正しい。好中球減少に伴う重い歯周炎から乳歯の早期脱落を来し得る。
- d
低ホスファターゼ症
正しい。歯根セメント質の形成不全で歯根吸収がないまま乳歯が脱落し得る。
- e
先天性外胚葉形成不全
先天性外胚葉形成不全では歯の欠如・円錐歯などが目立ち、この脱落像の主原因ではない。
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解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題D 問41(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
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