9歳児の上下顎に大きな囊胞性病変があり、歯の偏位や顎骨膨隆を伴う。成長期の顎骨・永久歯胚を温存するため、まず開窓して内圧を下げ、関連する乳歯を抜去して排液路を確保する。
第118回(2025年実施) 歯科医師 問題D 問40
難度
やや難
40
9 歳の女児。上下顎右側歯槽部の膨隆を主訴として来院した。6 か月前から保護
者が膨隆に気付いていたが自発痛の訴えはなく、徐々に下顎前歯の傾斜が強くなっ
てきたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 14A)、エックス線画像(別冊No. 14
B)、CT(別冊No. 14C)及びH-E 染色病理組織像(別冊No. 14D)を別に示す。
まず行うのはどれか。2 つ選べ。
選択肢
正解は2つあります。2つ選ぶと採点します(選択中 0/2)
解説
解説本文
展開閉じる
解説
解説本文
各選択肢の解説
- a
開窓術
正しい。大きな囊胞を減圧し、顎骨と永久歯胚の保存を図る。
- b
乳歯抜去
正しい。病変に関わる乳歯を抜去し、開窓・排液路を設ける。
- c
摘出搔爬術
最初から広範囲を摘出搔爬すると発育中の永久歯胚や顎骨を損傷し得る。
- d
上顎洞根治術
上顎洞根治術はこの小児の顎骨囊胞の初期治療ではない。
- e
下顎区域切除術
下顎区域切除は侵襲が大きく、まず保存的減圧を選ぶ。
この解説は?
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第118回歯科医師国家試験』問題D 問40(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
AI コパイロット
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
小児歯科 の他の問題
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問1515 20 歳時を基準とした成長・老化の割合を図に示す。 ④で示すのはどれか。1 つ選べ。 ただし、①~⑤はa~eのいずれかに該当する。 ※歯式・構造式・図の表記は、添付した公式原本画像を参照してください。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問5252 12 歳の男児。歯の変色を主訴として来院した。萌出時は問題なかったが、次第 に気になってきたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 13)を別に示す。 変色の原因特定のために確認するのはどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問5757 乳歯外傷の特徴はどれか。2 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問6868 4 歳の女児。上顎右側乳臼歯部の激しい疼痛を主訴として来院した。3 か月前に D のコンポジットレジンの脱離に気付いていたが、症状がないためそのままにし ていたところ、昨晩から痛みが続いているという。D に打診痛を認める。初診時 の口腔内写真(別冊No. 21A)とエッ…
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問8585 定型発達児の情動で、「心配」が出現する時期に分化するのはどれか。2 つ選べ。
他年度の「小児歯科」問題
歯科医師 の同じ分野を年度をまたいで演習する

