感染歯質除去後、窩洞内には色の濃い象牙質が広く露出している。単一の透明性の高いレジンだけではその色が透過しやすいため、デンティンシェードで象牙質の色と不透明性を再現する。
第119回(2026年実施) 歯科医師 問題A 問65
難度
標準
65 58 歳の女性。下顎右側臼歯の審美不良を主訴として来院した。検査の結果、コ
ンポジットレジン修復を行うこととした。初診時(別冊No. 20A)及び旧修復物とと
もに感染歯質の除去後(別冊No. 20B)の口腔内写真を別に示す。
修復にあたり審美性向上のために配慮すべき事項はどれか。1 つ選べ。
選択肢
解説
解説本文
展開閉じる
解説
解説本文
各選択肢の解説
- a
対咬関係
対咬関係は機能と咬耗・破折リスクの評価に重要だが、窩洞内の象牙質色を遮蔽する直接の手段ではない。
- b
光線照射時間の延長
適正照射は重合に必要だが、照射時間を延ばしても材料の色調や不透明性は補えない。
- c
ラウンドベベルの付与
ラウンドベベルは辺縁移行や接着面の調整に用いることがあるが、写真の深い窩洞で象牙質色を再現する主たる配慮ではない。
- d
トータルエッチングの実施
トータルエッチングは接着手順の一法であり、選ぶシェードによる色の再現を代替しない。
- e
デンティンシェードレジンの使用
デンティンシェードは象牙質の彩度と不透明性を表し、審美的な積層修復に適する。
この解説は?
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省『第119回歯科医師国家試験』問題A 問65(問題・正答)。解説は独自作成です。
制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。
AI コパイロット
この問題を AI と深掘りする
用語解説・選択肢分析・類題生成をその場で対話。クイズモードでは解答→解説がゼロ遷移。
関連する問題
歯科保存学 の他の問題
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問1111 急性化膿性根尖性歯周炎骨内期(第2 期)の根管治療の目的はどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問2424 コンポジットレジン修復を行うこととした。窩洞形成前後の口腔内写真(別冊 No. 5)を別に示す。 窩洞形成で配慮した事項はどれか。1 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問2626 直接覆髄法と生活断髄法で共通して行うのはどれか。2 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問3232 下顎左側第一大臼歯の口腔内写真(別冊No. 8A)とエックス線画像(別冊No. 8B) を別に示す。 治療方針で適切なのはどれか。2 つ選べ。
- 歯科医師第118回(2025年実施) 問題A 問3535 歯髄疾患・根尖性歯周疾患の治療に必要な診療情報と検査の組合せで正しいのは どれか。4 つ選べ。
他年度の「歯科保存学」問題
歯科医師 の同じ分野を年度をまたいで演習する
