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歯科医師第119回(2026年実施)問題D問 50

第119回(2026年実施) 歯科医師 問題D 問50

難度やや難

50 25 歳の女性。口元の突出を主訴として来院した。Arch length discrepancy は上

顎-7.0 mm、下顎-5.0 mm であった。検査の結果、外科的矯正治療を行うことと

した。6  は保存不可能なため抜去し、そのスペースは歯科矯正用アンカースク

リューを固定として閉鎖することとした。初診時の顔面写真(別冊No. 11A)、口腔

内写真(別冊No. 11B)、及びエックス線画像(別冊No. 11C)を別に示す。セファロ

分析の結果を図に示す。

 抜歯部位と手術方法の組合せで正しいのはどれか。1 つ選べ。

  抜歯部位      手術方法

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

上顎右側第一大臼歯6は保存不可能で、その抜歯スペースをアンカースクリューで閉鎖する。

詳細Layer 2
展開

上下顎の叢生と口元突出に対して、これと重複して上顎右側4を抜かず、残りの上顎左側4と下顎左右4を抜歯する。顔貌・セファロ所見から上下顎骨格を修正するLe Fort I型骨切り術と下顎枝矢状分割術を併用する。選択肢eは上顎片側4と下顎両側4の歯式である。

各選択肢の解説

a

4  

下顎枝矢状分割術

一部の小臼歯抜去と下顎のみの手術では、上下顎の叢生・口元突出と骨格的不調和の双方を扱えない。

b

4

Le FortⅠ型骨切り術

上下顎の抜歯スペースを確保しても上顎だけの骨切りでは下顎の骨格的位置を調整できない。

c

4

4 4

上顎前歯部歯槽骨切り術

上下顎左右4の4本を抜歯すると、保存不可能な上顎右側6の抜歯と重複して上顎右側の抜歯スペースが過大になる。さらに上顎前歯部のみの骨切りでは下顎骨格に対応しない。

d

4

Le FortⅠ型骨切り術、下顎枝矢状分割術

上下顎移動術は合うが、歯式は上顎片側4のみで下顎の叢生・前歯後退に必要な抜歯スペースを確保しない。

e

4

4 4

Le FortⅠ型骨切り術、下顎枝矢状分割術

正しい。保存不可能な上顎右側6に加え、上顎左側4と下顎左右4を抜歯し、上下顎移動術を行う。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省『第119回歯科医師国家試験』問題D 問50(問題・正答)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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