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歯科医師第119回(2026年実施)問題D問 88

第119回(2026年実施) 歯科医師 問題D 問88

難度やや難

88 48 歳の男性。下顎左側第一大臼歯の歯肉の腫脹を主訴として来院した。6 年前

に治療を受けたが、1 か月前から歯肉が腫れてきたという。自発痛はないが咬合痛

がある。プロービング深さは全周3 mm 以内であった。初診時の口腔内写真(別冊

No. 31A)、ガッタパーチャポイント挿入時の口腔内写真(別冊No. 31B)及びエッ

クス線画像(別冊No. 31C)を別に示す。

 診断名はどれか。1 つ選べ。

選択肢

解説

結論 → 詳細 の 2 層構成

展開
結論Layer 1

根管治療済みの歯に頰側歯肉の瘻孔があり、ガッタパーチャポイントを挿入した画像で病変が根尖へ連続する。

詳細Layer 2
展開

自発痛はなく排膿路を形成しているため慢性化膿性根尖性歯周炎である。選択肢はa〜hの8肢で、公式正答セルHはhを示す。

各選択肢の解説

a

急性単純性歯髄炎

急性単純性歯髄炎なら生活歯の刺激痛が中心で、瘻孔・根尖病変を説明できない。

b

急性化膿性歯髄炎

急性化膿性歯髄炎なら歯髄腔内の急性炎症で強い自発痛が多い。

c

慢性潰瘍性歯髄炎

慢性潰瘍性歯髄炎は露髄面の潰瘍性変化で、根尖由来の瘻孔ではない。

d

歯髄壊死

歯髄壊死は背景病態となり得るが、提示された瘻孔を伴う根尖病変の診断名としては不十分。

e

急性単純性根尖性歯周炎

急性単純性根尖性歯周炎は膿瘍や排膿路を伴わない初期炎症である。

f

急性化膿性根尖性歯周炎

急性化膿性根尖性歯周炎は急激な疼痛・腫脹が中心で、1か月の瘻孔形成は慢性経過を示す。

g

慢性単純性根尖性歯周炎

慢性単純性根尖性歯周炎は排膿路を形成しない。

h

慢性化膿性根尖性歯周炎

正しい。瘻孔から根尖へガッタパーチャポイントが達する慢性排膿性病変。

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解説・公式出典について

解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

出典:厚生労働省『第119回歯科医師国家試験』問題D 問88(問題・正答)。解説は独自作成です。

制作・確認範囲・誤り報告の手順は 静的解説の確認方針で説明しています。出典リンクや自動テストだけで、解説全体の正確性が保証されるわけではありません。

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