公式正答は5。
第77回(2025年実施) 診療放射線技師 午前 問80
乳房用X 線装置で正しいのはどれか。
選択肢
解説
結論 → 詳細 の 2 層構成
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解説
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乳房撮影では厚い胸壁側を陰極側に向け、ヒール効果による線量分布を乳房の厚さの変化に合わせて利用する。装置の精度を学ぶ際は、管電流、照射時間、管電流時間積の各項目と、その装置に適用する規格版を区別する。
各選択肢の解説
- 1
X 線放射口にはRh が用いられる。
低エネルギーX線を透過させる放射口には一般にBeなどを用いる。Rhはターゲットや付加フィルタに使われる材料であり、放射口の材料との組合せが異なる。
- 2
管電流の精度は±10%以内である。
本問では誤りとして扱われる。管電流(mA)の精度は、照射時間(s)や管電流時間積(mAs)の精度とは別の評価項目である。『±10%以内』を乳房用X線装置の管電流精度の一律の規定として扱わず、試験時点の適用規格と装置の規定を区別する。
- 3
焦点寸法は1 ~2 mm が標準的である。
乳房撮影は微小な構造を描出するため小焦点を用いる。標準的な焦点を1~2 mmとするのは大きすぎ、幾何学的不鮮鋭を増やす。
- 4
陽極のターゲットにはAl が用いられる。
乳房撮影のターゲットにはMo、Rh、Wなどを用いる。Alは代表的なターゲット材料ではなく、フィルタなどの材料と区別する。
- 5
ヒール効果を利用し乳房全体の線量均一化を行っている。
正しい。X線強度が多い陰極側を厚い胸壁側、少ない陽極側を薄い乳頭側へ向ける。乳房の厚さの変化とヒール効果を組み合わせ、検出器へ届く線量の均一化に役立てる。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第77回診療放射線技師国家試験」午前 問80(問題・正答)。解説は独自作成です。
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