MRIの生データは実数成分と虚数成分をもつ複素数データとしてk-空間に収められる。
第78回(2026年実施) 診療放射線技師 午前 問1
MRI 装置の生データと画像信号で正しいのはどれか。
選択肢
解説
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これをフーリエ変換すると複素数の画像データが得られ、位相画像や絶対値画像などの表示には実数成分と虚数成分の両方が使われる。したがって正答は4。
各選択肢の解説
- 1
k-空間には生データの虚数成分だけが収められる。
誤り。k-空間には虚数成分だけでなく、実数成分と虚数成分の両方(複素数データ)が収められる。
- 2
空気の信号は0 、水の信号は1000 近傍に分布する。
誤り。MRIの信号値はCT値のように物質ごとに決まった値をもたない。表示値は撮像条件や再構成のスケーリングで任意に変わる。空気は信号がほぼ0だが、水が1000近傍と決まっているわけではない。
- 3
生データをフーリエ変換した後の画像信号はk-空間に保管される。
誤り。k-空間に保管されるのはフーリエ変換前の生データである。変換後の画像信号は画像空間のデータである。
- 4
画像信号はフーリエ変換後の虚数成分と実数成分の両方を用いて表される。
正しい。フーリエ変換後のデータは複素数で、画像信号は実数成分と虚数成分の両方を用いて表される(絶対値画像は両者から計算する)。
- 5
水は生体内で最も存在比が大きいため、画像の中で最も高い信号値となる。
誤り。信号強度は存在比だけでなくT1・T2・プロトン密度・撮像法で決まる。水が常に最高信号になるわけではなく、強調法によっては脂肪や造影された組織のほうが高信号になる。
解説・公式出典について
解説は学習支援用に作成したもので、試験実施機関による公式解説ではありません。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。
最終更新:
出典:厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験」午前 問1(問題・正答)。解説は独自作成です。
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