プログラム著作権の原始的帰属は、原則としてプログラムを創作した者にあります。この問題では、A社の要求仕様に基づき、B社がプログラム作成を「依頼」し、B社が実際にプログラムを「作成」しています。したがって、プログラムの創作主体はB社であり、著作権法上、著作権の原始的帰属(最初の権利の発生)はプログラムを作成したB社にあります。選択肢アは、著作権は創作時点で自動的に発生するため、話し合いで決まるものではないため誤りです。選択肢イは、共有となるためには特段の合意が必要ですが、本件ではそのような取決めがないため誤りです。選択肢ウは、A社が資金を出して依頼したとしても、創作主体がB社である以上、著作権はA社に直接帰属しません。ただし、A社とB社間で別途、著作権譲渡契約などを締結すれば、A社に著作権を移転させることは可能です。
ITサービスマネージャ2012年度 春期午前I問 30
2012年度 春期 ITサービスマネージャ 午前I 問30
難度
標準
A社は、B社と著作物の権利に関する特段の取決めをせず、A社の要求仕様に基づいて、販売管理システムのプログラム作成をB社に依頼した。この場合のプログラム著作権の原始的帰属は、どのようになるか。
選択肢
アA社とB社が話し合って決定する。
イA社とB社の共有となる。
ウA社に帰属する。
エB社に帰属する。
解説
結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成
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