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高度試験共通令和6年度 春期午前I問 16

令和6年度 春期 高度試験共通 午前I 問16

難度標準

オブジェクト指向におけるクラス間の関係のうち、適切なものはどれか。

選択肢

解説

結論 → 詳細 → 補足 の 3 層構成

展開
解説Layer 1

オブジェクト指向における継承の概念では、サブクラスはスーパークラスから属性と操作を受け継ぎます。サブクラスは、受け継いだ操作を自身の要件に合わせて、より具体的な振る舞いを実装するために「再定義(オーバーライド)」することができます。

各選択肢の解説

ア

クラス間の関連は、二つのクラス間でだけ定義できる。

誤りです。関連は二つのクラスを結ぶ2項関連が一般的ですが、UMLでは三つ以上のクラスを結ぶn項関連(ひし形で表記)も定義できます。同じクラスのインスタンス同士を結ぶ再帰的関連もあるため、「二つのクラス間でだけ」は誤りです。

イ

サブクラスではスーパークラスの操作を再定義することができる。

正しいです。サブクラスは、スーパークラスの属性と操作を継承したうえで、同じシグニチャの操作を独自の処理内容で再定義(オーバーライド)できます。これにより、同じメッセージでもクラスごとに異なる振る舞いをする多相性が実現できます。

ウ

サブクラスのインスタンスが、スーパークラスで定義されている操作を実行するときは、スーパークラスのインスタンスに操作を依頼する。

誤りです。継承では、スーパークラスで定義された操作は、サブクラスのインスタンス自身の操作として実行されます。スーパークラスのインスタンスを別に用意して処理を依頼するのは委譲(デリゲーション)の考え方で、継承の仕組みではありません。

エ

二つのクラスに集約の関係があるときには、集約オブジェクトは部分となるオブジェクトと、属性及び操作を共有する。

誤りです。集約は全体と部分の関係(part-of)を表すだけで、全体と部分のオブジェクトはそれぞれ別のクラスとして独自の属性と操作をもちます。上位の属性や操作を引き継いで共有するのは、汎化・特化(継承)の関係です。

この解説は?
AI生成

解説は公式の問題文・公式解答を基に作成しています。 事実誤認・選択肢の取り違え・最新法令の反映漏れ等を含む可能性があるため、 重要な判断は必ずリンク先の公式資料でご確認ください。

最終更新:

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